こんにちは、みなみです。
子どもを甘やかしたほうがいいのか? 厳しくしたほうがいいのか?
わたしは、親として迷うときがあります。
と言っても、わたし自身、甘えて育ったほうなので厳しくするイメージはないんですけどね。(笑)
でも、たまに考えるときがあるんです。
もちろん、甘い/厳しいの定義によって変わるし、時と場合によって両方必要になるのもわかります。
なので今回は、あくまでも基本スタンスとして、子どもを甘やかしたほうがいいのか/厳しくしたほうがいいのか、まとめてみました。
子どもを甘やかすか?厳しくするか?
まず結論から言うと、わたしは甘やかしたほうがいいと思っています。
なぜなら、幼少期の子どもはみな「甘えたい」と思っているから。。
めちゃめちゃシンプルで自然なことです。(笑)
厳しく育てるという発想
子どもを厳しく育てるって発想は、虐待とか特別なケースはべつとして。。
だいたいは「たくましく生きてほしい」という親心だと思うんですよ。
みたいなイメージってありますよね?
なので、幼いうちから厳しさに慣れといたほうがいいのか?
と、つい考えてしまうんです。(苦笑)
でも、それってキケンな発想だとわたしは思っています。
なぜなら、キリがないからです。
だって、それって親が子どもの未来に不安(もしくは期待)を感じてるってことですよね?
それが、そもそも間違ってるんですよ。
だいたい未来不安なんてキリがないし、そのために大事な幼少期がつぶされてしまうんです。
親が「今」を大事にしてないことがいちばんの問題です。
子どもは「未来」も「過去」もみてません。
「今ここ」をみてほしいんです。
脳の認識のクセ
親が「今ここ」を大事にできないのは、脳の認識のクセにハマっているからです。
人間は脳の認識にハマるほど「未来不安」もしくは「過去依存」が強まります。
だから、子育てする親の認識(観点)って、めちゃめちゃ重要なんです。
ココを抑えておかないと、親の観点を子どもに押しつけるだけの毒親になってしまいます。(汗)
ちなみに、脳の認識のクセについては、認識の3要素としてこちらにまとめています。
【nTechの理解】認識の3要素(主体・客体・背景)とは?また、脳は今ここを認識できないことについては、こちらにまとめています。
【nTechの理解】脳は今ここを認識できない(夢をみているから)甘えは絶対に必要な時間
幼少期の子どもには「甘える」時間が必要です。
親との信頼関係を築き、人間関係のベースができる超重要な時期ですからね。
人間が好きになるか/嫌いになるかの分かれ道でもあります。
だから、なるべく子どもの要求には応えてあげたいものです。
抱っこしてほしいと言われたらすぐしてあげて、なにかをアピールされたらすぐほめてあげて、一緒に考えて、一緒に遊ぶとか。。
ふれあう回数が多くレスポンスが早いほど、親と子の信頼関係は増していきます。
甘えに応える意志
とは言え、なんでもかんでも子どもの要求に応えられる親なんていないです。
親にも都合がありますからね。(笑)
たとえば、子どもが2~3人いたり、片親だったりしたら、物理的にムリなことだってあります。
でも、それは致しかたないというか。。
どんな状況でもできる範囲でうまくやるしかないです。
その意志も含めて子どもはちゃんと受け取るので大丈夫!
ていうか、どっちかというと意志のほうが重要だと思います。
ようは、実際にできたのか/できてないのかは関係なく、子どもは親の意志をみてるってことです。
子どもはお母さんが幸せであることを望んでいます。
たとえば、お母さんの愛がコップの水だとすると。。
子どもは、お母さんのコップの水(愛)をわけてほしいとは思ってません。
コップからあふれ出た愛をわけてほしいと思ってるんです。
つまり、お母さんが自分を犠牲にして切り取った愛情なんてほしくない。
自分自身の幸せも大事にしなきゃダメだってことです。(笑)
自分だけでもダメ、子どもの要求に応えるだけでもダメ、意志って奥が深いですよ。
甘やかすとわがままになる?
よく、甘やかされて育った子どもはわがままになるって言いますけど、アレ、わたしは逆だと思ってます。
「わがまま」っていうのは、なんでも自分の思い通りにしたいってこと。
つまり、現状が思い通りになっていない(満たされていない)からそうなるんです。
ときに、わがままがエスカレートする子どもがいますけど、そういう子はだいたい満たされていないです。
ふだんから満たされていればわがままになる必要はなく、むしろ人にやさしくなるはずですよ。
だから、じゅうぶん甘えさせてあげることは重要です。
心の安定
たとえば、幼少期にぜんぜん満たされていなかったら、キホン、大人になってからも満たされないままです。
心の穴を埋めるために一生懸命がんばって結果的に成功する人は多いです。
しかし、心の穴はずっと空いたまま。。みたいな人も多いでしょう。
パッと見、成功していて心が不安定になるよりも、結果に関係なく心が安定しているほうがずっといいですよね?(笑)
それに、どれだけ子どもを甘やかせても中学生くらいになると自然に反抗期が訪れます。
子どもはかならず親から離れていくので、甘えたいときにたっぷり甘えさせてあげたいものです。
たっぷりの愛情があるからこそ、安心して独り立ちできるんです。
まとめ
ここまでの話をまとめます。
- 子どもを甘やかすか?厳しくするか?なら、甘やかしたほうがいい。
- 厳しい環境で育つほうが強くなるという発想はキケン。
- 子どもは未来も過去もみていない。今ここをみてほしいと思っている。
- 親が子どもの未来に不安(もしくは期待)を感じるのは脳の認識にハマっているから。
- 幼少期の「甘え」で人間関係のベースができる。
- 子どもの要求に応えようとする「意志」が大事。
- 子どもはお母さんが幸せであることを望んでいる。
- 甘やかすとわがままになるのではなく、甘えさせてあげなかったからわがままになる。
以上、子どもを甘やかすか?厳しくするか? について、まとめてみました。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
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