こんにちは、みなみです。
今回は、nTech(認識技術)の理解を深める内容です。
理想的なコミュニケーションについて、まとめてみました。
※この記事は、nTechに興味のある方を対象に書いています。
理想的なコミュニケーション
nTechのセミナーやイベントでは、SSM(Super Speed Meeting)というコミュニケーションワークをよくします。
かんたんにイメージすると参加者同士の「内容シェアタイム」です。
キホンは一対一で、だいたい 3分~7分くらいでやることが多いです。
SSM(Super Speed Meeting)
SSMは、一見するとただのシェアタイムですが、決してあなどってはいけません。
なぜなら、一対一のコミュニケーションは現実そのもの。。あらゆる問題の根本は一対一のコミュニケーションに現れるからです。
つまり、nTechを実践(理解)する「場の最小単位」とでも言いましょうか。。
とにかく、すべてが詰まってる重要な時間だってことです。
コーラとオレンジジュース
一対一のコミュニケーションの中では、どんな問題が起きているのか?
コーラとオレンジジュースのたとえがわかりやすいです。
たとえば、コーラの入ったコップにオレンジジュースを入れて飲んだらどうでしょう?

コーラとオレンジジュースは混ざってしまい、純粋なオレンジジュースの味はしなくなってしまいますよね?
一対一のコミュニケーションもこれと同じ。
自分の考え(コーラ)がジャマして、相手の話(オレンジジュース)を聞いてるようで、じつは聞いていない。
知ってる世界(コーラ)をゼロ化できないのが最大の問題です。
人生の質は、人間関係の質で決まると言ってもいいでしょう。
「うつ」「自殺」「殺人」「戦争」も結局は、一対一のコミュニケーションの蓄積です。
ゼロ化できないことで「意思疎通できない」コミュニケーションをくり返し、いろんな問題に発展してしまう。
人類の歴史が「争いの歴史」である理由もここにあります。
ゼロベース思考
世の中には「ゼロベース思考」という言葉がありますけど。。
脳を基準に認識する限り、構造上、ホントの意味でのゼロベースにはなれません。
なぜなら、脳はキホン、いつでもジャッジ(判断)しているから。。

ジャッジしないと認識できないのが脳の特徴です。
で、ジャッジするためには、観点(判断基準)が必要ですよね?
つまり、コーラ(観点・判断基準)がなければ、オレンジジュースを認識できないってこと。(笑)
コレ、めちゃめちゃジレンマですよね?
オレンジジュース(相手)を認識するためのコーラ(観点・判断基準)なのに、コーラを使うとオレンジジュースは認識できない。(笑)
真理はこういうところに隠れています。
ゼロと無限大の交流
理想的なコミュニケーションは、ズバリ「ゼロと無限大」の交流です。
お互いが「ゼロ」になったり「無限大」になったり、インプットとアウトプットをくり返す完全循環の状態です。

ゼロの定義とは?
無限大(∞)発信する相手を受け入れられるのは、ゼロ(0)だけです。
つまり、お互いがゼロになることで、はじめて意思疎通できるということ。
ゼロにならなければ相手の可能性を引き出すことはできないんです。
ゼロベースは、人間関係の基本、教育の基本です。
ゼロ化できる技術
人間(の脳)は、コーラ(観点・判断基準)をゼロ化したくてもできません。
だから、技術が必要なんです。
まずは、一対一のコミュニケーションという実践の場で、ゼロ化できないことの「絶望」を味わうこと。
そして、nTech(認識技術)を使い続けることです。
ゼロになって相手の話を聞くって、ものすごいことですよ。
ひとり一人が「知ってる世界」をゼロ化できたとしたら。。
その技術をだれもが持っていたとしたら。。
「意思疎通できない」コミュニケーションの問題はなくなり、ひいては「うつ」「自殺」「殺人」「戦争」も一気に激減するはず。。
そして、世の中は加速度的に進化するはずなんです。
それこそが、今の時代にもっとも必要とされるイノベーションだと思います。
まとめ
ここまでの話をまとめます。
- 一対一のコミュニケーションは現実そのもの。
- あらゆる問題の根本は一対一のコミュニケーションに現れる。
- 自分の考え(コーラ)がジャマして、相手の話(オレンジジュース)を聞くことはできない。
- 脳を基準に認識する限り、ゼロベースにはなれない。
- 理想的なコミュニケーションは「ゼロと無限大」の完全循環。
- 実践の場で「絶望」を味わうこと。そして、nTech(認識技術)を使うこと。
以上、理想的なコミュニケーションについて、まとめてみました。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。



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