こんにちは、みなみです。
今回は、nTech(認識技術)の理解を深める内容です。
言語の偉大さと曖昧さについて、まとめてみました。
※この記事は、nTechに興味のある方を対象に書いています。
言語の偉大さと曖昧さ
新約聖書(ヨハネによる福音書)の冒頭部分です。
はじめに言(ことば)があった。言は神と共にあった。言は神であった。
虚構が生まれるプロセス
人類がこの世に誕生し、はじめに訪れた課題は「結集」でした。
結集は人類が生存するための絶対条件です。
数万年前、ホモサピエンスは「言語」と「虚構」を発明することで大勢の人を結集させ、秩序(集団)をつくることに成功しました。
言語を使い、思考・感情を「生成」「蓄積」「表現」することで、この世のあらゆる意味価値を「主語」と「述語」の理解体系に沿って整理整頓したんです。
そして「無」から「有」の誕生を「神が宇宙を創造した」 と結論づけました。
神が宇宙を創造した
古代の人類は、このような虚構が生まれるプロセスなど知るよしもなく、盲目的に神が宇宙を創造したことを信仰しました。
神を崇拝することで多くの群衆が結集し、信仰がひろがり、やがて農業革命が起きたんです。
このように人類史をふりかえると、言語を使い人びとを結集させてきた歴史があります。
言語の曖昧さ
言語は人類史上もっとも偉大な発明ですが、とても曖昧なものでもあります。
たとえば「アップル」という単語を聞いて、みなさんはどんな絵を連想するでしょう?
赤いリンゴを連想する人やアップルジュースを連想する人、また、Appleのロゴマークを連想する人もいるかもしれません。
「アップル」という単語によって、かろうじて共通認識がとれてるように思えますが、裏のイメージはみんなバラバラです。
世界の限界は言語の限界
われわれ人間の思考・感情・理解体系はすべて「言語」によってつくられています。
なので、この世の限界は「言語の限界」と言ってもいいんです。
言語によって、かろうじて共通認識がとれてるように思えるのは、ぜんぶ虚構です。(笑)
主語と述語にあらわれている
言語の限界は「主語」と「述語」にあらわれています。
たとえば。。
など。。
でもコレ、よくよく考えると、咲かない「花」なんてないですよね?
「花」という言葉にはかならず「咲く」という前提が含まれてるという意味です。
同じく、吹かない「風」もないですよね?
降らない「雨」もありません。
つまり、1(主語)のなかには2(主語・述語)の要素が含まれている!
それなのに、わざわざ「主語」と「述語」を使わなければならないのが、暗記言語(日本語や英語など)の特徴です。
暗記言語では「1だけがある」ことを認識することも表現することもできません。
脳の認識のクセ
暗記言語のカラクリと共通認識がとれない問題の原因は「脳の認識」にあります。
脳には認識のクセがあり、かならず「違い」が生まれるようになっています。
このポイントはめちゃめちゃ重要なので、ぜひ深めておいてほしいです。
くわしくは「認識の3要素」としてコチラにまとめています。
【nTechの理解】認識の3要素(主体・客体・背景)とは?イメージ言語
nTech(認識技術)のセミナーでは、脳の認識と暗記言語の限界をおぎなう「イメージ言語」についてお伝えしています。
1から2(無から有)が生まれる仕組みを説明する人類史上初の本質言語です。
紹介動画
以下の動画は、nTechのセミナー(0=∞=1の数式でも表現)をはじめてアメリカで開催したときの参加者(ポール・キャズウェルさん)の感想です。
ポールさんは、イギリスのインペリアルカレッジで数学を専攻、その後、オックスフォード大学で教育学を専攻し、今は組織コンサルの会社を経営し、活躍されている方です。
精神世界の追求も深く、数学も学んでいるため、セミナーの感動ポイントをとても的確に表現されています。
イメージ言語のことにもふれているので、ご紹介します。
※英語版
1の規定
イメージ言語を理解することで。。
- 1の規定
- 2の規定
- 無の規定
- 有の規定
が、それぞれ明確になります。
とくに1の規定が明確になることで、1→2、無→有 のつながりが明確になります。
この世の真理は、動き(1)から存在(2)が生まれてるので、その仕組みがイメージできるんです。
※動きについてはコチラにまとめています。
【nTechの理解】どんな動きを反復するのか?さらにイメージ言語を日常で活用すれば「脳の認識」と「暗記言語」の限界を超えることができます。
nTechの差別性
1の規定は、今までの偉人たちが表現してこようとした世界につながります。
「空」「道」「神」「真空」「ワンネス」など、いわゆる「無」の境地です。
しかし、それらを明確に規定できる人はいませんでした。(←重要)
ここが、nTech(認識技術)の最大の差別性です。
主語と述語の次元上昇
この世の真理は、動き(1)から存在(2)が生まれています。
ていうか、すべては虚構なので、正確には「動き」が「存在っぽく」みえるだけ!という表現が正しいです。
しかし、人間(の脳)はどうしても「存在」が「動く」イメージをもってしまいます。
このことを主語と述語であらわすのなら。。
ですよね。
しかし、大元の源泉は「動き」なので、正確に表現すると。。
になります。
そして、さらに一次元上昇させた正確かつ厳密な表現をすると。。
になります。(笑)
ちょっとややこしいですけど(笑)これが真実からみた正しい認識です。
ホントは1(主語)だけがあるのに、そこから2(主語・述語)が生まれている。
主語と述語で表現するものは、すべて「虚構」だってことです。(笑)
まとめ
ここまでの話をまとめます。
- 人類は「言語」と「虚構」を発明することで秩序(集団)をつくってきた。
- 「リンゴ」という単語の裏のイメージはみんなバラバラ。
- 世界の限界は理解の限界、理解の限界は言語の限界。
- 1(主語)のなかには2(主語・述語)の要素が含まれている。
- 共通認識がとれない問題の原因は「脳の認識のクセ」。
- 1の規定により「動き」から「存在」が生まれる仕組みが明確になる。
- 1を明確に規定できる偉人はいなかった。
- イメージ言語は1から2(無から有)が生まれる仕組みを説明する言語。
以上、言語の偉大さと曖昧さについてでした。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
↓ ランキング参加しています。よろしければポチっとお願いいたします。
にほんブログ村