こんにちは、みなみです。
自分で調べるか?人に聞くか?
なにかわからないことがあったときに迷ってしまう人はいると思います。
とくに技術系の(スキルを売る)仕事をしてる人にはよくあることですからね。
で、現実的には、おおむね以下①~③のスタンスにわかれると思います。
- なにがなんでも自分で調べる派
- まず自分で調べ、わからなければ人に聞く派
- どんどん人に聞く派
どれがいいんでしょうね?
今回は、この問題を深掘りすると面白そうだと思い、まとめてみました。
自分で調べるか?人に聞くか?
自分で調べたほうがいいのか?人に聞いたほうがいいのか?
結論から言うと、わたしは①のスタンス(なにがなんでも自分で調べる)が大事だと思っています。
しかし、極論を言うと、①も、②も、③も関係なく、問題はべつのところにあると思います。
なにがなんでも自分で調べる
ちなみに、わたしはIT業界にいるのですが。。
エンジニアの現場であれば、③のスタンス(どんどん人に聞く人)はキホン嫌われます。(笑)
なんてことを言われるかもしれません。(笑)
では、なぜ①のスタンス(なにがなんでも自分で調べる)が大事だと思うのか?
その理由はおもに2つ。
- 今はネットを使えば大抵のことは調べられる
- 調べることを通して意志が育つ
わたしがIT業界に入ったころは、まだインターネットが普及しはじめたばかりでした。
なので、ネットの情報はほぼ当てにならず、わからないことは書籍(技術書)で調べていました。
社内の書籍をあさったり、書店に足を運んだりして、必要な情報を集めていました。
しかし、今はネットで検索すれば大抵のことは調べられます。
ましてや、ITの技術情報なんて山のようにあるので、答えはかならずどこかにあります。
昔にくらべれば、格段に自分で調べやすい環境は整っています。
もうひとつは、調べることを通して「意志が育つ」ということ。
のぞむ答えにたどり着ける人と/たどり着けない人の違いって「意志」だと思うんです。
その人がどれだけ答えを求めてるのか? どれだけその情報を知りたいのか?
意志の度合いによって切り拓ける世界ってあります。
もちろん、めちゃめちゃ難易度が高く、調べても理解できないことだってあるでしょう。
でも、その姿勢こそが「自分はエンジニアである」というアイデンティティ(意志)を立たせるんだと思います。
苦労して調べれば理解力は向上し、結果的に行動力もあがるでしょう。
意志さえ立っていればなんでもいい
とは言え、①のスタンス(なにがなんでも自分で調べる)が絶対に正しいってわけではありません。
極論を言うと自分の意志さえ立っていれば、①も、②も、③も関係ないからです。
たとえば、会社組織に所属してる場合は、ある程度、人に聞くことは許されます。
ていうか、さっさと人に聞かなければならない状況だってあります。
でも、自分で経営してる場合はそんなこと言ってられず、キホン①のスタンス(なにがなんでも自分で調べる)しかなくなります。
その意味では、会社員はとても恵まれた環境にいるとは言え、意志が育ちづらいと言えます。
もちろん、はじめから意志がある人にとっては、会社はめちゃめちゃコスパのよい成長環境なので、結局は自分の意志がなにをどう選択するかの問題なんです。
意志を立たせる第一基準
ところで、自分の意志が「立っている」とは、どういうことなのでしょう?
立っている/立っていないの明確な基準ってあるんですかね?
それがあれば、自分で調べるか?人に聞くか?いちいち迷うこともないような気がします。
わたしは、その基準は「脳の認識」にあると思っています。
人間は脳の認識のクセにより、間違った「自分」の認識をしています。
だから、自分の意志があるのか/ないのか、ハッキリとした基準もわからないんです。
脳の認識のクセ(脳の観点)を理解することが自分の意志を立たせる第一基準です。
脳の認識のクセについては「認識の3要素」としてコチラの記事にまとめています。
【nTechの理解】認識の3要素(主体・客体・背景)とは?まとめ
ここまでの話をまとめます。
- なにがなんでも自分で調べるという姿勢が大事。
- 今はネットを使えば大抵のことは調べられる。
- 調べることを通して意志が育つ。
- 極論は意志さえ立っていればなんでもいい。
- 自分の意志がなにをどう選択するかの問題。
- 脳の認識のクセを理解することが意志を立たせる第一基準。
以上、自分で調べるか?人に聞くか?どっちが先か?意志を立たせる基準点についてでした。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
【随時更新中】令和哲学(nTech)最新イベント情報 【nTechの理解】nTech(認識技術)の全体像
↓ ランキング参加しています。よろしければポチっとお願いいたします。
にほんブログ村