こんにちは、みなみです。
今やってるプロジェクトで意思決定しないリーダーがいます。
やさしくて内向的なタイプのため、メンバーに強く指示することもありません。
意思決定はリーダーのいちばんの仕事ですから、それをしないってことは、正直リーダーとしては致命的です。
リーダー自身のアイデアや意向がまったくなく、いつもメンバーから上がってきた意見に対し「じゃあ、それで」と決定していくスタイルです。(苦笑)
もちろん、このスタイルでもチームとして機能することはあります。
ていうか、むしろリーダーが「じゃあ、それで」しか言わずに目的を達成できるのであれば、めちゃめちゃ理想的なチームバランスを保ってると言えます。
つまり、メンバーの力量によって大きく変わってしまう、メンバー依存型のチームであるということ。
たまたま、目的意識の高いメンバーがそろえば機能するけど、そうならなければ、なにも成果をあげられない最悪のチームになってしまいます。
わたしは、チームバランスという意味では、リーダーは外向的な人よりも内向的な人のほうが向いてると思っています。
リーダーが前面に出て目立つよりも、メンバーが前面に出るほうがバランスはいいですからね。
しかし、いくら内向的であっても、リーダーとしての「意志」はしっかり立てなければなりません。
つまり、要所要所の意思決定(舵取り)はリーダーがするべきだってこと。
いくら有能なメンバーでも、指示系統を無視して勝手に動くわけにはいかず、どうしても意思決定のスピードが遅れてしまう問題は避けられません。
では、なぜこのリーダーは意思決定ができないのか?
ひとつ確実に言えるのは。。
今まで意思決定をしてこなかったから。。
でしょう。
幼いころから意思決定する機会がなければ、そもそも「自分が意思決定している」セルフイメージをもてません。
だから、そこに感情が乗っからず、行動にもつながらないんです。
たとえば、親が厳しくてなにをしても叱られたり、過干渉ぎみに育てられたりすると、自分で意思決定することに悪いイメージがついてしまいます。
そうなれば、大人になり意思決定をさけるようになってしまいます。
と、ここまでの話を聞くと、この人はリーダーに向いてないと思うでしょう。
たしかにリーダーとしては致命的な課題を抱えてるので、今のままではむずかしいです。
でも、もしこの人が意思決定の本質を自覚するようになったら、めちゃめちゃ理想的なリーダーになると、わたしは思っています。
そうなるためのポイントは「脳の認識」にあります。
そもそも人間の脳は親との関係性うんぬん以前に、意思決定できないようになっているということ。
より本質的なお話については、コチラの記事をご覧ください。
自分で決められない。選択できない。意思決定に自信がないのはなぜか?意思決定できないリーダーのホントの課題は「脳の認識」を理解していないところにあります。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
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