妻の先延ばしグセはどこからくる?【時間管理マトリクス】

こんにちは、みなみです。

うちの妻には「先延ばし」グセがあります。

重要か/重要でないかに関わらず、急いでないことはぜんぶ先延ばしにします。(苦笑)

そして、もうこれ以上、延ばせない状況になりやっと着手する。みたいな。。

わたし(夫)にとって、このクセはイライラを誘発するポイントなので。。(笑)

今回は、妻の先延ばしグセについてまとめてみました。

妻の先延ばしグセはどこからくる?

妻の先延ばしグセで、とくに印象的なエピソードを2つ紹介します。

  1. 5年遅れで納品する
  2. 出版の約束を放置する

① 5年遅れで納品する

妻は切り絵の作家でもあるんですが。。

アーティストだからなのか? キホン納期に遅れるんです。

わたしの知る限りでは平気で1か月遅れとかザラにあります。(汗)

なかには、そのことを理解してくれるお客さんがいて。。

納期はお任せで!いつでもいいですよ

と言って、絵を発注してくれたそうです。

たしかにアートの世界はビジネスと相反するところがあるので、こういうお客さんの気持ちはうれしいですよね?

しかし、妻はそのお客さんの言葉に甘えて、なんと5年も遅れて納品したんです。(呆)

コレ、もはや日本人の感覚じゃないです。(納品するだけマシなのか?)

問題はないけど

とは言え、お客さんとの関係はこじれてないようなので、とくに問題はないんです。

単にわたしのなかの常識とかけ離れすぎていて、この話を聞いたときにショックを受けただけ。(苦笑)

ちなみに、わたしがお客だったら二度と取り引きはしないです。

優先順位がおかしい

妻の優先順位の設定はあきらかにおかしいです。

緊急性ばかりを優先し、重要性を無視してるんです。

つまり、目先のことに追われてしまってるということ。

【nTechの理解】脳は部分だけをとる(目的を見失う人たち)

大きな問題にはならなかったとしても、さすがに5年も放置された人の気持ちってどうなのよ? と考えてしまいます。(苦笑)

お客さんからしたら想定内とは言え、後回しにされてることはわかるはず。。

なので、それ相応(5年分以上)の価値を提供しない限り、つぎの仕事にはつながらないですよ。

② 出版の約束を放置

昨年(2021年)の5月に、わたしたち夫婦はnTechリアライゼーションプログラムのチャレンジをしました。

夫婦のコミュニケーションを変える。冷たい歯車から温かい歯車へ【3つのチャレンジ】 夫婦のコミュニケーションを変える。冷たい歯車から温かい歯車へ【3つのチャレンジ】

そして、そのときの経験を書籍化しようって話を(関係者も含め)していたんです。

わたしはなるべく早く、サクッと出版してしまいたいと思い、妻とも話していました。

なぜなら、こういった話はよく途中で頓挫してしまうから。。

Kindle出版ならブログに毛が生えた程度でも出せるので、やり切ることを最優先にしたいと思ってました。

一年間放置

わたしがベースを書き、後から妻のパートを盛り込めばいいと思い、コンパクトでもいいからまずは書き切ろうと、Googleドキュメントに書きためていました。

で、だいたいそれっぽくなってきたころ。。

妻のパートをこういう観点で書いてほしい

と依頼しました。

そして、あれから約一年、妻はその依頼を放置したまま、なんにも手をつけていません。(呆)

なんの相談もなく、ホントに一文字も書いてないので「無視」してるのと同じです。

で、それを妻に言ったら「無視してない」と反論がきたので、めっちゃ腹が立ちました。(怒)

迷いが生まれた

そもそも、なぜ一年も経ってしまったのかというと、わたしのなかにも出版への迷いが生まれ「べつにいいか」という気持ちになってしまったからです。

わたしは妻に対し、一年間、一度も原稿を催促することはありませんでした。

つまり、結果的にわたしも無視していたことになります。(苦笑)

不毛な動き

それと、おそらくわたしが催促すれば妻は動くんですが、それってなんか気持ち悪いんですよね。

人から言われて動くってホンモノの意志じゃないので、やればやるほど逆効果だと思ってしまいます。

そんな不毛な動きをくり返しても失敗体験の積み重ねにしかならないです。(だから、サクッと完成させて成功体験にしたかった)

とは言え

とは言え、それはそれでこちらから明確に「やめた」と伝えればよいことなので、わたしにも非はあります。

いずれにせよ、夫婦の出版プロジェクトは予測通り、途中で頓挫してしまいました。(悲)

時間管理マトリクス

そもそも先延ばしにすることが悪いのかというと、そんなことはありません。

時と場合によって、先延ばしにしたほうがいいことなんてたくさんあります。

問題はみずから先延ばしにしてるのか? 外的な要因に振りまわされているのか? どっちなのかということ。

つまり、セルフマネージメントの問題ですね。

時間管理マトリクス(ABCD)。緊急性(高い、低い)重要性(高い、低い)

妻は緊急性の高い「A」「C」ばかりを優先し「B」「D」を先延ばしにしてるんです。

「D」はいいとしても「B」は中長期的な意味でめちゃめちゃ大事です。

とくに「A」と「C」の区別がついていなければ「C」を「A」だと勘違いし、そればっかりやってしまいます。

認識能力

ホントの「A」なんて、アクシデントレベルの話なので、そうそうないですよ。

思い切ってぜんぶ捨てたら、そんなに重要じゃなかったなんてことはたくさんあります。

「C」を「C」だと認識し、切り捨てる決断はめちゃめちゃ重要。(←認識能力)

そうでなければ「B」が無視され、中長期的に変化できなくなってしまいます。

↓ 具体的にはコチラに書きました。

定例会議に必要な3つの条件とは?【やめる決断の重要さ】

捨てることの大事さ

ふつう、時間が経てばエントロピー(乱雑さ)は増大するので「捨てること」は強く意識したほうがいいです。

そうでなければ「まだ手をつけてない」という罪悪感はどんどんたまり、最悪は病気になってしまうかもしれません。

それに妻は、睡眠時間を削ってがんばる節がありますから、それも心配です。

睡眠をないがしろにできない理由【海を汚したらお魚は死ぬ】

妻の強みを生かすも殺すも「A」と「C」の切り分けにかかってるとわたしは思います。

無意識エンジン

妻の先延ばしグセは無意識エンジンからきています。

わたしはこのクセを前々から知っているので、なんだかんだ言っても仕方ないことだと思っています。

それに夫にもクセがありますからね。

コチラはおたがいの思考パターンを整理したときの記事です。

【夫婦の弱点】おたがいの思考パターンを整理してわかったこと 【夫婦の弱点】おたがいの思考パターンを整理してわかったこと

今読み返してもホントにその通りだなぁと思います。

それぞれの無意識エンジンが働き、作用しあってることがよくわかります。(笑)

さいごに

ホントはこういうことをすぐに妻と会話すればいいんですけど。。

そのたびに「うまく伝わらない」という現象がかならず起こります。(笑)

そして、中途半端に反論されるとめっちゃ腹が立つので、まずは文章で正確に表現してからにしようと、このブログを書いてます。(笑)

最後まで読んでくださり、ありがとうございました。

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