こんにちは、みなみです。
うちの息子(小1)は「学校に行きたくない」とよく言います。
体育の授業がいちばんイヤみたいですが、それだけではなく全体的に学校の授業はつまらないそうです。
放課後、友だちと遊ぶためなら、よろこんで行くんですけどね。(笑)
朝は「行きたくない」とよくダダをこねます。(苦笑)
今回は、この問題について、どう解決すればいいのか? わたしが実践イメージとつながらなかったので、書きながら整理しようと思いました。(笑)
※この辺りのお話は、以前のコラムにも書いています。
学校に行かせる?行かせない?【むずかしい判断と心のあり方】理想の学校教育と実践イメージ
息子がダダをこねるときは、決まって体育の授業があるときです。
そのときの「行きたくない」意志は、けっこう強く、涙を流してうったえるときもあります。
で、そのたびに、わたしも妻も困ってしまうんですよね。(汗)
無理に学校へ行かせる違和感
ここまでの話を聞いて。。
という親は多いと思います。
たしかに、子どもは順応性が高いので、無理に行かせてもなんとかなるし、それが苦手を克服する成功体験につながるかもしれません。
ひどいイジメを受けてるとか、そういう状況でもない限り、少しくらい無理してもなんの問題もないと思います。
ただ、わたしはやっぱり、そこに違和感を覚えるんです。
体育の授業がイヤで、他の授業が好きなのならまだしも、全体的に学校の授業はつまらないって言ってるんです。
つまり、そもそもの「出発の意志」がないんですよ。
その状態で無理やり行かせることは、本質に反してるように思えてなりません。
毎日がゲームになる!?
じゃあ、逆に息子の意志を100%尊重するのがいいんでしょうか?
おそらく毎朝、息子に「行く/行かない」を選択させたとしたら、ずっと行かずに一日中ゲームをしてるはず。(苦笑)
これに対しては「Yes」と言いたいところですが。。100% Yesとは言い切れない。
というのが、正直な気持ちです。
つまり、親として、まだ迷いがあるんです。
本当の教育とは?
そもそも、本当の教育ってなんでしょう?
わたしが思う「本当の教育」は。。
生きる(死ぬ)とはなにか?
現実とはなにか?
それをまず教えることです。
正確に言うと、子どもは親以上に悟ってるので、感覚的には親や先生が教えることなど、なにもありません。
でも、子どもは「脳」がまだ未熟なので、それを言語化してあげる必要はあります。
「心」と「脳」をつなぐサポート役が、親や先生なんじゃないかって思うんですよ。
今の学校教育の問題は、こういった人間の基礎となる教育がすっぽり抜けているところです。
もっとも根本の「問い」を無視して「答え」を探す教育ばかりしてても、子どもはつまらないですよ。
だから、息子が学校に行きたがらないのも無理ないし、それって人間としては、すごく健康的だと思うんです。
本当の教育をどう伝えるのか?
じゃあ、本当の教育を子どもにどう伝えればいいんでしょうね?
わたしが、今、いちばん悩んでるところです。(笑)
「人間とはなにか?」といった超抽象的な話を具体的にイメージさせることは、nTech(認識技術)を使えば可能です。
大人の場合は、まず「脳」を納得させるために、論理を使って一段階、伝えることはできます。
でも、子どもに理屈は通用しませんから、論理で伝えようとしてもダメなんです。
つまり、子どもへは日常生活のなかで「実践」を通してダイレクトに示すしかないということ。(この点は大人も同じ)
つぎに、日常生活で「実践」すると言っても、なにを実践すればいいのか?
ここがいちばん悩みどころなんですが。。すぐ思い浮かばないのなら考えないほうがいいと思いました。
それよりも、日常で起こる一つひとつの「問題」を子どもと一緒に解決していくことのほうが重要なんじゃないのか?
もしかしたら、それが「教育の真髄」「関係構築の真髄」なのかもしれない。
このブログを書いていて、なんか、つながった気がします。(笑)
息子の「学校に行きたくない問題」を一緒にどう乗り越えていくのか?
まさに、今ここが「実践」のタイミングだってことです!
子どもと同じ目線になって、一緒に考えたり、やってみることでしか「心」と「脳」はつながらないんだと思います。
答えはすぐに出ないけど。。答えを探すのではなく「問い」を一緒に探すこと。
問題の発見こそが、まさに出発の意志を育てることに直結してると思いました。
理想の学校教育
もう少し時代が進めば、学校教育はガラっと変わるんだと思います。
もしかしたら、ストーリーやゲームの要素を取り入れて、体系化していく流れができるのかもしれません。
なんせ、子どもはゲームには夢中になりますから。。本質的な人間教育との相性はいいと思うんです。
で、当然、そこには、VRやAR、メタバースのような異次元の世界も関わってくるはず。。
だから、今、息子がずっとゲームをしてたとしても、きっとそれは将来の糧になるはずなんですよ。
「実践」のなかで関係性をどんどん構築し、そこから生まれる「問題」を活用し、どんどん悟っていく。
未来はそんな感じになるのか? どうかわかりませんが。。(笑)
いずれにせよ、日常生活のなかの「問題」に着目し、引き続き、糸口をみつけていこうと思いました。
ホントは、その流れで息子や妻と一緒になにかをクリエイトできればいいんですけど。。今、それを考えても仕方ないので将来のお楽しみですね。(笑)
子どもの出発の意志を殺さずに、実践を通して本当の人間像を脳にインストールさせる。
そのベースがあって、はじめて今の学校教育は生きてくるんだと思います。
まとめ
ここまでの話をまとめます。
- 子どもには本当の教育(人間とは?生きるとは?現実とは?)をまず教える。
- 学校教育の問題は、本当の人間教育が抜け落ちているところ。
- 親や先生は、心と脳をつなぐサポート役。
- 日常生活のなかで「実践」を通してダイレクトに示すしかない。
- 一つひとつの問題を子どもと一緒に解決していくこと。
- それが教育の真髄、関係構築の真髄であり、出発の意志を育てる。
- ゲームと人間教育の相性はいい。
以上、理想の学校教育と実践イメージがつながらない話を、書きながら整理してみました。
つながってよかったです。(笑)
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
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