仕事がうまくいく構造を知る【素材の観点】

こんにちは、みなみです。

世の中には、仕事ができる人とできない人がいます。

もちろん、それを決定づける要因はさまざまあるので、一概に「この人はすごい」けど「この人はダメ」なんてことは言えません。

ですが、そんななかでも仕事がうまくいくコツというか。。

どんな仕事にも共通する普遍的な構造があると、わたしは思っています。

今回は、その構造について「素材」の観点からまとめてみます。

仕事がうまくいく構造を知る

はじめに、ここで言う「仕事ができる」とは?

高い品質の成果をつくれる

という意味です。

高い品質の成果をつくる

仕事とは、なんらかの生産活動を通して生まれた「成果」を報酬に変えるものです。

なので、どれだけ高い品質の(できれば希少性のある)成果をつくれるのか?

が、仕事ができる人とできない人の違いになります。

世の中の構造

たとえば、営業、エンジニア、事務、接客、などなど。

世の中にはたくさんの仕事があります。

また、起業家や投資家、たとえ政治家であったとしても、例外なく仕事ができる人は、世の中の構造に則した動きをしていることが多いです。

素材の観点

その構造を「素材」の観点から表現すると。。

ボールペンは、ボールペンではないものが集まってできている

です。

言いかえると、ボールペンの素材はボールペンの外側にあるということ。

素材→ボールペン

※ボールペンは単なる例えです

外→中への動き

ここでいうボールペンとは「成果」のことです。

つまり、成果は成果ではないものが集まってできている。

成果の素材は、成果の外側にあるということ。

素材→成果

世の中の構造は「外→中」への動きで成り立っていて、その逆の動きをすることはないです。

失敗は成功のもと

仕事ができる人はみな、意識している/していないに関わらず「外→中」への動きの構造がわかっています。

だから、仕事がうまくいきやすいんです。

たとえば「失敗は成功のもと」なんて言葉はまさにソレで、成功の素材は、成功の外側(失敗)にあることを示しています。

失敗→成功

多くの失敗がなければ、成功なんてしないです。

ITエンジニアの例

わたしはSEなので、ある範囲のプログラム製造をプログラマーにお願いすることがあります。

このとき、高い品質のプログラムをつくる人はみな、そのプログラムの外側に関心があんです。

たとえば、どんなお客さんがなんのために使うのか? などの業務要件を中心として、システム要件や裏側のデータベース設計、稼働後の運用保守はだれがどんな感じでやるのか? など。

業務要件・システム要件・データベース(DB)・運用保守・だれが使う?なんのために?どんな気持ちで?いつどのように? → プログラム

そのプログラムを取り巻く背景(外側)に関する質問をたくさんしてきます。

一方、ダメなプログラマーは、そのプログラムの設計書やこちらの指示にしか関心がないので、外側の質問はほとんどありません。

成果の内側にしか関心がなければ、成果なんてつくれないです。

うまくいかなくなったときの脱出法

あと、かりに仕事がうまくいかなくなったときも、この構造を意識することで、そこから脱出しやすくなります。

たとえば、第三者に相談するなど「外」を活用してもいいし、しばらく休むなどして自分が「外」に出てもいい。

ホントにだめなら別の環境に移るのもよし。

外→環境(中)

とにかく人間は環境(外)から多大な影響を受けているので、積極的に外と交流し、環境を変える意識がめちゃめちゃ大事です。

仕事の外側にはなにがある?

ある範囲の成果を出したいのなら、ある範囲の外側に関心を向けたほうがいい

これはどんな仕事にも言える普遍的な法則なので、仕事そのものをこの構造にあてはめても同じです。

では、仕事の外側にはなにがあるのか?

わたしの場合は「人生」って言葉が浮かびます。

あとは「仲間」「顧客」「社会貢献」なども仕事の素材だと思っています。

人生・仲間・顧客・社会貢献 → 仕事

まぁ、外側をどう規定するのかは、人それぞれ、ケースバイケースですけどね。

人生の外側にはなにがある?

では、人生の外側にはなにがあるのか?

人生を構成するいちばんの素材はやっぱり「人間関係」でしょう。

「人間関係の質が人生を決める」と言っても過言ではありません。

人間関係・時代・社会・意志 → 人生

さらには、どんな時代を生きたのか? どんな社会に生まれたのか?

どんな意志により、どんな人生を創造しようとしたのかも大きいです。

答えの素材さがし

さいごに、人間関係の外側にはなにがあるのか?

また、この時代、この社会(世界)はどこからきたのか?

わたし(意志)は何者なのか?

ここから先は「答え」のない領域に入っていきます。

ですが、答えのない領域にこそ、答えの素材は隠れているので、ぜひ今回お話した「構造」に則って、その素材を知ってほしいです。

ものの見方(認識)を柔らかくして拡張すれば、宇宙の素材は、宇宙の外側にあることは明白です。

そこまで考えて行動し、はじめて人生や仕事がうまくいくと、わたしは思っています。

ちなみに、今回のお話は、nTech(認識技術)とつなげて、コチラの記事にも書いています。

【nTechの理解】海からお魚が生まれる(世の中の構造)

まとめ

ここまでの話をまとめます。

  • ボールペンは、ボールペンではないものが集まってできている。
  • ボールペンの素材はボールペンの外側にある。
  • 成果の素材は、成果の外側にある。
  • 世の中の構造は「外→中」への動き。その逆の動きをすることはない。
  • 失敗は成功のもと。成功の素材は、成功の外側(失敗)にある。
  • 人間は環境(外)から多大な影響を受けている。
  • ある範囲の成果を出したいのなら、ある範囲の外側に関心を向けたほうがいい。
  • 答えのない領域にこそ、答えの素材は隠れている。
  • 宇宙の素材は、宇宙の外側にある。
  • そこまで考えて行動し、はじめて人生や仕事がうまくいく。

以上、仕事がうまくいく普遍的な構造についてでした。

最後まで読んでくださり、ありがとうございました。

令和哲学・nTech(認識技術)関連情報

【随時更新中】令和哲学(nTech)最新イベント情報 【随時更新中】令和哲学(nTech)最新ワークショップ情報 【nTechの理解】nTech(認識技術)の全体像 【nTechの理解】nTech(認識技術)の全体像

筆者プロフィールはコチラ

↓ ランキング参加しています。よろしければポチっとお願いいたします。

にほんブログ村 その他生活ブログ 人間関係へ
にほんブログ村