否定されるとイライラする。否定を愛に変える3つのポイント

否定されるとイライラする。否定を愛に変える3つのポイント

こんにちは、みなみです。

自分の意見やがんばってることを否定されるのはだれでもイヤなものです。

たとえそれが正論だったとしても認めたくないときってありますよね?

「否定が必ずしも悪いわけではない」とわかっていても、どうしても感情が納得しないときはあります。

今回は、否定されるとイライラしてしまう人に向けて、否定を愛に変える3つのポイントをまとめてみました。

否定を愛に変える3つのポイント

否定を愛に変えるポイントは、否定する側の立場からみるとわかりやすいです。

先日、以下のようなツイートをしました。

このツイートにある通り、だれでも否定されるのはイヤだけど、自分のがんばってることで、かつ、具体的な否定だと逆にありがたいと思うもの。

否定って紙一重だと思うんです。

以下、3つのポイントを順番にみていきます。

① 相手の意志をみる

だれかを否定するときに相手の意志をみることはとても重要です。

相手がそれを望んでるのか? ということです。

たとえば「おまえの髪型は似合ってない」と、いきなり否定したとしたら、相手はきっと怒りますよね?

怒ってる女性

↑ こんなに怒らないとは思いますが(笑)少なくとも良い気分にはならないはず。。

仮に、相手が自分の髪型を変えたくて悩んでるのなら、その否定は一個人の意見として意味あるものになるため、まだ話はわかります。

しかし、相手が自分の髪型を気に入ってたとしたら、それに対する否定ってなんの意味もないというか、暴力と同じです。

そもそも髪型なんて、個人の好みなので他人がどうこう言えるものではありません。

② 具体的な理由(事実)を添える

相手に意志があり、その上で否定するなら具体的(客観的)な事実を添えたほうがいいです。

さすがに髪型の場合は、個人の主観の世界なので客観的な事実もなにもありません。

でも、たとえば、仕事のスキルを上げたいとがんばってる人がいたら、具体的な事実を添えて否定してあげると、めちゃ喜ばれると思います。

喜んでる女性

たとえば、わたしの場合なら「もっとわかりやすい文章を書きたい」と、いつも思ってるので、そんなときに「結論を先に書いてないから」とか「一文が長いからわかりづらいんだ」みたいに。。

具体的に否定してもらえると、めちゃうれしいんです。

その人が神に思えるときすらあります。(笑)

このように「もっとよくしたい」意志をもってる人に対しては、具体的な事実を添えて、否定したほうがいいです。

否定とは、本来は「愛」なんです。

③ できれば代案を示す

相手を否定するなら、できれば代案があるとベストです。

そのほうが相手に伝わりやすいですからね。

ただ、場合によっては代案まで示せないこともあるので、そのときは仕方ないと思います。

それに相手の意志を育てるために、あえて代案を示さないほうがよいことだってありますからね。

逆に質問してダメなら無視

だれかに否定されてイライラしたら、上記の3つのポイントで逆に質問してみるのもアリです。

具体的にどこがどのようにダメなのか?

なにと比べてどのくらいダメなのか?

そんな感じで、もし相手がきちんと答えてくれるなら、その意見はとても貴重な宝になるかもしれません。

逆に、もし相手が答えられないのであれば、その否定は無視したほうがいいです。

そこまで深く考えずに(愛情の薄い状態で)否定してるわけですから、気にしないほうがいいです。

このように、否定されても無視したほうがいい場面って結構あると思うんですけど、それを無視できないからイライラしてしまうんです。

3つのポイントをおさえておけば、無視するべきか/そうでないかの切り分けができます。

受け取る側の認識は大事

昔、わたしは、ある人に自分の書いた文章を否定されたことがあります。

そのときは、すごく腹が立ちました。

その人は、ただ「わかりづらいね」のひと言だけで、なにがどうわかりづらいのかを聞いても答えてくれなかったんです。

なんにもわかってないくせに!
否定するんならもっとちゃんとしろ!

そんなふうに、わたしは思いました(笑)

でも、よく考えると否定されるって、わたしの文章に興味を持ってるってことなので、本来ならありがたいことなんですよね。

いちばん辛いのは、関心すら持ってもらえないことですから。

わたしの器がもっと大きければ、相手が答えられなかったとしても、その否定をもとに、”自分なりに” 事実を検証し、進化する糧にすることもできました。

ここで言いたいのは、受け取る側の認識が大事だということ。

こっちはがんばってるのに、テキトーに否定してくる奴らを逆に否定したくなる気持ちはよくわかります。

ムカつきますよね。(笑)

でも、それってじつは、受け取る側の認識の問題なんです。

もっと平たく言えば、ムカつく相手を存在させてるのは自分だということ。

すべては脳の認識の問題です。

この辺りの話は、かなり本質的になりますけど、認識=存在(認識と存在はわけられない)として、こちらの記事にまとめています。

【nTechの理解】認識=存在(認識と存在はわけられない) 【nTechの理解】認識=存在(認識と存在はわけられない)

脳の認識を超えること

否定を愛に変える3つのポイントが大事なのはわかった。

ただ、そうは言っても
相手の意志をみるってむずかしくない?

そんなふうに思う人もいるでしょう。

たしかにそうなんです。

nTech(認識技術)では「観点」と呼んでますけど、人間は脳を基準に認識してる限り、自分の観点と相手の観点を融合させることは不可能なんです。

つまり、脳の観点を超えなければ、相手の意志をみることはできないということ。

かなり深い話になるので、ここでは省略しますけど、もし興味があれば、ぜひ、nTech(認識技術)を学んでみてください。

ちなみに、観点と観点が融合できない話は、こちらの記事にまとめています。

【nTechの理解】観点6つの対称性の問題 【nTechの理解】観点6つの対称性の問題

まとめ

ここまでの話をまとめます。

  • 否定を愛に変える3つのポイント(相手の意志、具体的に、できれば代案)
  • 相手の意志を無視した否定は暴力と同じ
  • 否定は「愛」
  • 無視したほうがいい場面で無視できないからイライラする
  • ムカつく相手を存在させているのは自分
  • 脳の認識を超えること

以上、否定を愛に変える3つのポイントでした。

最後まで読んでくださり、ありがとうございました。

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