人間にしかできない仕事とは?【絶対的ニーズと相対的ニーズ】

こんにちは、みなみです。

相手のニーズに応え「価値」を提供するのが仕事のキホンです。

なので、みなさんも日ごろから意識されてると思うんですが。。

ニーズには2種類あるって、ご存じでしたか?

絶対的ニーズ」と「相対的ニーズ」です。

この違いを知るだけで仕事の質はだいぶ変わります。

というわけで、今回は「2つのニーズ」に絡め、人間にしかできない仕事についてまとめてみました。

補足
経済学者のケインズが言った「絶対的ニーズ」とは違いますのであしからず。。こちらのほうが本質的だと思ってます。(笑)

絶対的ニーズと相対的ニーズ

2つのニーズの定義です。

  1. 絶対的ニーズ
    自己の変化を求めるニーズ
  2. 相対的ニーズ
    足りないものを他者に求めるニーズ
補足
ちなみに、ケインズの絶対的ニーズは簡単に言うと「衣食住」のニーズです。

まず相対的ニーズから先にお話します。

相対的ニーズ

相対的ニーズは「足りないものを他者に求める」ニーズです。

お腹が空いたのでレストランで料理を食べる
家を建てたいので大工さんにお願いする

などなど。

これはもう、世の中に溢れかえってるニーズなので挙げればキリがありません。

相対的ニーズの特徴は、満たしても満たしてもキリがないことです。(苦笑)

一度、おいしい料理を食べるとまた食べたくなるし、一度、大きな家に住むともっと大きな家に住みたくなるものです。(笑)

相対的ニーズだけではダメ

自分に「できないこと」や「したくないこと」を他人にお願いすることで経済は回っています。

とは言え、料理人はただ料理をつくるだけ、大工さんはただ家を建てるだけでいいのか?

つまり、相対的ニーズを意識するだけでいいんでしょうか?

もちろん、一概にジャッジはできません。

が、少なくとも、そのレストランや工務店の経営者は「相対的ニーズ」だけを意識するのはよくないです。

なぜなら「絶対的ニーズ」を意識してるお店に負けてしまうから。。

わたしがお客なら、単に「おいしい料理」や「住みやすい家」だけでなく、自分の仕事につながるような「付加価値」を経験したいです。

絶対的ニーズ

絶対的ニーズは「自己の変化」を求めるニーズです。

みずからの変化によって現実を変えたい!

もっと能動的に、もっといい仕事がしたい!というニーズはだれにでもあります。

この世の本質は「動き」ですから、変わって変わって変わりまくること。

それが人間のあるべき姿です。

自己の変化を通して「変化を示す」

たとえば、仕事を通して、相手に「気づき」や「感動」を与えられたら最高ですよね?

また、それによって一歩前へ踏み出す「勇気」や「元気」につながったら、なお最高です。

料理や家を注文してくれた人に。。

自分もがんばらなきゃ!
もっと成長したい!もっと変化したい!

なんて、思ってもらえたら、とても質の高い仕事をしたと言えます。

そうは言っても、付加価値を与えようと思って与えちゃダメなんですけどね。(笑)

あくまでも相手にとらわれず、自己の変化を通して「変化を示す」こと。(押し売りは禁物)

自分が何者なのか知りたい

自己の変化(仕事)を通して、相手に変化が伝わり、世の中全体も変化していったら素晴らしいです。

人びとの関心がどんどん「自己の変化」へ向かうこと。

そうすることで、ホントの意味での絶対的ニーズが意識化されます。

つまり、自分とはなにか?

自分が何者なのか知りたい!

というニーズです。

絶対的ニーズを満たすとは? ひらたく言うと相手を「悟らせる」ということです。

人間にしかできない仕事とは?

絶対的ニーズは、多くの人の無意識に眠っているニーズです。

絶対的ニーズを満たす仕事

個人のニーズなのか? 集団のニーズなのか? 人間共通のニーズなのか? さらにもっと深い根源的なニーズなのか?

ニーズの深さによって影響範囲は広がります。

同じ仕事をするのなら、いちばん深い「絶対的ニーズ」を満たす仕事をしたいですよね?(笑)

それって唯一、AIにはマネできない仕事ですから。。

これからの時代の仕事

これからは相対的ニーズを満たす「単なる仕事」はどんどんAIにとって代わられます。

AI

相対性はAIの得意分野ですから、人間に勝ち目はないですよ。(汗)

だから、今のうちから絶対的ニーズを意識した働き方へシフトすることをオススメします。

どんな仕事でも絶対的ニーズを満たせれば、AIに奪われることはありません。

すべての職業+悟り教育

自己の変化(仕事)を通して、相手に変化を伝える仕事とは?

すなわち「教育」です。

これからの職業には、すべて「教育」の要素がくっついてくると思っています。

たとえば。。

  • 料理人+教育
  • 大工さん+教育
  • 清掃員+教育
  • エンジニア+教育
  • 医者+教育

などなど。。

もちろん「教育」と言っても、今までの学校教育のイメージはゼロ化してくださいね。(笑)

あれはホントの教育ではありません。

人間とはなにか?
生きるとはなにか?
現実とはなにか?

この問いにつながる「悟り教育」が、ホントの教育であり、人間にしかできない仕事です。

アイデンティティ(自分自身をどう思うのか)の変化なくして、現実の変化はつくれません。

nTech(認識技術)は、悟りを教育体系化した技術です。

まとめ

ここまでの話をまとめます。

  • 絶対的ニーズは「自己の変化」を求めるニーズ。
  • 相対的ニーズは、足りないものを「他者に求める」ニーズ。
  • 相対的ニーズの特徴はキリがないこと。
  • 自己の変化を通して「変化を示す」こと。
  • 真の絶対的ニーズは「自分が何者なのか知りたい」ニーズ。
  • 絶対的ニーズを満たす仕事は、AIにはマネできない。
  • これからはすべての職業+悟り教育になる。
  • nTech(認識技術)は、悟りを教育体系化した技術。

以上、人間にしかできない仕事とは? 絶対的ニーズと相対的ニーズについてでした。

最後まで読んでくださり、ありがとうございました。

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