こんにちは、みなみです。
今回は、nTech(認識技術)の理解を深める内容です。
脳は「今ここ」を認識できないことについて、まとめてみました。
※この記事は、nTechに興味のある方を対象に書いています。
脳は今ここを認識できない
人間の脳は今ここを認識できません。
過去しか認識できない
太陽の光は地球に届くまで8分かかると言います。
ということは、人間はつねに8分前の光をみてることになりますよね?
それと同じように、人間の脳はつねに「過去」しか認識してないんです。
脳には4つの認識のクセがあり、過去とつなげてとる(今ここはとれない)特徴をもってます。
「過去」の反対は「今ここ」じゃなくて「未来」なんじゃない?
と、思う人はいるでしょう。
しかし、厳密には「過去」と「未来」は同じなんです。
なので「過去」の反対は「今ここ」になります。
過去と未来は同じ
「未来」というのは、あくまでも「過去」をベースに連想したイメージです。
たとえば、将来ユーチューバーになりたい子どもがいたとします。
でも、その子の夢(未来)は、きっと過去にユーチューブをみたことがあり、そこから連想してるはず。
結局、人間は過去の情報をもとにしなければ、未来を想像できないんです。
つまり「過去」と「未来」は同じです。
過去も未来も実在しない
脳は「過去」とつなげて認識します。
しかし、その過去(未来)は、実在してません。
現に、みなさんの中で、今この瞬間に過去(未来)に行ける人っていますか?
おそらく、だれもいないですよね?(笑)
なぜ行けないのかというと、実在しないからです。
実在するのは「今ここ」だけ。
めちゃめちゃシンプルな話です。
過去(未来)が実在しないのであれば、 過去(未来)って一体なんなのでしょう?
「実在」の対義語は?
「架空」「観念」「空想」「想像」「虚構」など、いろいろ言葉はありますけど、ひらたく言えば「ニセモノ」です。
今ここ | ホンモノ |
過去(未来) | ニセモノ |
脳はつねにニセモノの過去とつなげて認識し、それをホンモノだと勘違いさせます。
人間は、5感覚と脳で認識できる世界を絶対だと信じ込んでますよね?
ニセモノであることに気づかず、ずっと夢(幻想)をみてるのが人間の現在地なんです。
じゃあ、今までに起きた過去の出来事は? それも幻想だったと言うの?
それに対する答えは「Yes」です。
人間の脳は「今ここ」を認識できませんから。。
人間は今までずっと「幻想の中でしか生きていない」ということになります。
幻想の外に出たことがないんです。
脳の観点
ここで言う「幻想」または「脳の認識のクセ」を nTech(認識技術)では「脳の観点」と言います。
人間は今までずっと脳の観点の中でしか生きていない。
脳の観点の外に出たことがないんです。
脳の観点の外に出て「今ここ」を認識できる技術が、nTech(認識技術)です。
脳の認識のクセについては「認識の3要素」としてコチラの記事にまとめています。
【nTechの理解】認識の3要素(主体・客体・背景)とは?また、人間はつねにニセモノ(幻想)をみてることについては、こちらの記事が参考になると思います。
【nTechの理解】認識=存在(認識と存在はわけられない)まとめ
ここまでの話をまとめます。
- 脳は今ここを認識できない。
- 過去と未来は同じ(未来は過去をベースに連想したイメージにすぎない)。
- 過去も未来も実在しない。
- 人間はずっと幻想の中(脳の観点の中)で生きている。
以上、脳は「今ここ」を認識できないことについて、まとめてみました。
脳の認識のクセ(4つ)の他3つについてはコチラにまとめています。
【nTechの理解】脳は部分だけをとる(目的を見失う人たち) 【nTechの理解】脳は違いが大好き(別れるために一緒になる) 【nTechの理解】脳は無限を認識できない(有る中毒)最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
↓ ランキング参加しています。よろしければポチっとお願いいたします。
にほんブログ村