【経験談】ベジタリアンの問題意識(の問題点)

こんにちは、みなみです。

わたしは昔(10年近く前)ベジタリアンでした。

いろんな問題意識があり、肉をさけていたことがあるんです。

ただ、その後、ベジタリアンの友人も増え、いろんな情報が入るにつれ「なんかおかしいなぁ」というギモンが生まれました。

「食」は、すべての問題の源なのか?

結局、今はベジタリアンを意識することなく、ふつうに肉も魚も食べています。(笑)

今回は、わたしの経験談をふまえ、ベジタリアンの問題意識についてまとめてみました。

ベジタリアンの問題意識

はじめに言っておくと、わたしはベジタリアンを否定するつもりはありません。

むしろ、今でもベジタリアンの食生活は理想だと思っています。(笑)

ベジタリアンになるきっかけ

ベジタリアンになる人は、だいたい以下3つのきっかけが多いです。

  1. 健康
  2. 動物愛護
  3. 環境問題

ほかにも「宗教」がきっかけの人もいますけど、日本では少ない印象を受けます。

ちなみに、わたしは「環境問題」がきっかけでした。

肉食の地球環境への影響

現代は、ハンバーガーや牛丼など、安くお肉を食べられるお店がたくさんあります。

ハンバーガー屋さん、ビーガン

わたしはそういう光景をみて、素朴に思うことがありました。

この肉って、ずっと供給できるのかなぁ?

たとえば、牛肉であれば「牛ってそんなに早く成長するんだっけ?」「なんでこんなに安いんだ?」とか。。

大量消費の現場の裏にはなにかあると思い、読んだ本がコレでした。


脱牛肉文明への挑戦―繁栄と健康の神話を撃つ

地球上にいる牛は15億頭

この本でいちばん衝撃だったのは、地球上にいる牛の数です。

本のなかでは13億頭と書かれていますが、ネットで調べる限りでは15億頭(2020年時点)に増えているそうです。

今の人口が75億人だとすると、ちょうど5人で1頭の牛を育てていることになります。(驚)

これすごくないですか?

しかも、牛を育てる牧草地のためにアマゾンの森林が年々伐採され、牛のエサとして穀物総生産の3分の1も消費しているとのこと。。(驚)

伐採されたアマゾンの森林

ほかにもたくさんあるんですけど。。

わたしはこの本をきっかけに大量消費社会をささえる畜産の裏がみえ、肉をさけるようになったんです。

ベジタリアンの人間関係

環境問題や動物愛護がきっかけでベジタリアンになった人はみな、ベジタリアンを増やしたいと思っています。

もちろん、やり方はいろいろで、まず「自分にできることから」というスタンスの人が大半です。

ただ、なかにはその思いが強すぎて、無理やり人の価値観を変えようとする人もいます。

ちなみに、ベジタリアンの世界ってけっこう過激な人がいるんですよ。(苦笑)

つまり、ジャッジが激しいんです。

ジャッジ(審判・判断)がはげしい人

菜食はYesで/肉食はNoという判断基準がめちゃめちゃハッキリしている。

これが、わたしのベジタリアン(ヴィーガン含む)に対する印象です。

補足
わたしの友人に過激な人はいませんでした。(笑)

このように、ベジタリアンの人間関係をみていると「食」はすべての問題の源ではないことがわかります。

すべての問題の源は人の意識のなかにある!

つまり「人間はなぜ肉を食べるのか?」ではなく「人間はなぜジャッジするのか?」問題の矛先をまず自分の認識に向けるべきなんです。

問題意識の次元を変える

そんなこんなで、わたしのベジタリアンへのこだわりはなくなりました。

それよりも重要な根本問題がある!と思ったんです。

わたしは、今までの問題意識の次元を高める必要があると思いました。

そうして出会ったのが、nTech(認識技術)です。

脳の認識のクセ

人間がジャッジする原因は、脳の認識のクセにあります。

脳の認識のクセ
  • 部分だけをとる(全体はとれない)
  • 違いだけをとる(共通はとれない)
  • 過去とつなげてとる(今ここはとれない)
  • 有限化してとる(無限はとれない)

部分だけ違いだけをとると、同時にYes/Noの基準も生まれます。

そして、菜食はYesで/肉食はNoという決めつけをどんどん蓄積していきます。(決めつけ=有限化)(蓄積する=過去とつなげる)

つまり、人間はかならずジャッジするようにできているってこと。

このポイントはめちゃめちゃ重要なので、ぜひ深めてほしいです。

脳の認識のクセについては、認識の3要素としてコチラにまとめています。

【nTechの理解】認識の3要素(主体・客体・背景)とは? 【nTechの理解】認識の3要素(主体・客体・背景)とは?

それと、Yes/Noの判断基準についてはコチラにまとめています。

【nTechの理解】判断基準の5つの特徴 【nTechの理解】判断基準の5つの特徴

異次元の戦争をする

結局のところ「肉を食べたい」って意思も「ベジタリアンを増やしたい」って意思も、もとを辿れば脳の認識の作用なんです。

つまり、同じ認識の次元で相手の価値観を変えようとしても無理だってこと。

それって戦争の論理と同じですよ。(悲)

脳 vs 心

どうせ戦争をするなら、相手を包み込み、相手もろとも上昇させる異次元の戦争をしたいですよね?(笑)

今までのように無理やり相手の価値観を変える戦争はカッコ悪いです。

そのためには、脳の認識(Yes/Noの因果)を超える「心感覚」が必要です。

まとめ

ここまでの話をまとめます。

  • ベジタリアンになるきっかけ3つ(健康・動物愛護・環境問題)
  • 肉食の地球環境への影響(5人で1頭の牛を育てている)
  • 「食」はすべての問題の源ではない。
  • 問題意識をまず自分の認識に向けるべき。
  • 今までと同じ問題意識の次元では解決しない。
  • 人間の脳はかならずジャッジする。
  • 「脳 vs 心」の異次元の戦争。

以上、ベジタリアンの問題意識(の問題点)について、まとめてみました。

最後まで読んでくださり、ありがとうございました。

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