言われたことしかできない社員【働き方革命11段階】

こんにちは、みなみです。

世の中には「言われたことしかできない」タイプの人がいます。

わたしも今までいろんな人と仕事して、この手のタイプはホントに多いと感じています。

もちろん、言われたことすらできなければ話にならないので(笑)仕事の基本ベースはできていると言えます。

でもやっぱり、言われたことだけずっとやってるのはヤバいんじゃない? って思うんです。

それだと一生、奴隷のような人生になってしまうからです。

言われたことしかできない社員

奴隷のような働き方って、ある意味ラクなんですよね。

自分はなんにも考えなくていいわけですから。。(苦笑)

奴隷のような働き方

ただ、それだと依存心バリバリの「ご主人様なしで生きられない人」になってしまいます。(苦笑)

もちろん、意志があって奴隷を選択しているならいいんですよ。

だとしたら、むしろすごいです。

でも、意志がなく、流れにまかせ奴隷になっているんなら、やっぱりヤバいと思うんですよ。

奴隷のイラスト

しかも、その状態を本人が自覚していなければ、なおさらヤバいです。

わたしも時と場合によっては、奴隷になっているかもなので気をつけています。(汗)

ご主人様はいろいろ

ちなみに、この場合の「奴隷」と「ご主人様」の関係は「人」対「人」に限りません。

たとえば、わたしはSEなんですが。。

システム業界では、SEがつくった設計書をみてプログラマーが製造(プログラミング)する工程があります。

このときのプログラマーがもし奴隷マインドだったら。。ご主人様は「設計書」になります。(笑)

設計書のイラスト

つまり、設計書は100%正しいという前提で、その通りにつくるんです。

たとえ、設計書があきらかに違っていたとしても、SEに確認せず、奴隷としての役割をまっとうします。(笑)

視野(nTech風に言うと観点)がめちゃめちゃ狭く、固定されている状態です。

SEも奴隷だったら!?

たとえば、もし、この場合にSEも奴隷マインドだったら?(笑)

そのときは、SEとプログラマーの連携(意思疎通)がなくなります。

製造の責任はプログラマーにある
プログラマーに任せとけば大丈夫だろう

という依存心があるとコミュニケーションが減り、あとで大問題になるんです。(笑)

コレ、形は違えど、どんな業界にもありますよね?

わかりやすく整理

ここで、nTech(認識技術)開発者で令和哲学者のノジェス氏の整理を引用します。

働き方革命11段階

以下、働き方のタイプを11段階で整理したものです。

  1. Labor(レイバー)
    給料のことだけに関心がある段階。指示がきても適当にやる。
  2. Task(タスク)
    指示されたことだけをやる段階。
  3. Job(ジョブ)
    自分の役割を決め、その範囲内のことだけをやる段階。
  4. Work(ワーク)
    課題に関心をもって働く段階。
  5. Professional(プロフェッショナル)
    あるパートに関してのみ、解決策をもって働く段階。
  6. Business(ビジネス)
    課題解決を通した利益創出パターンをもって働く段階。
  7. Duty(デューティー)
    仕事への義務感、責任感をもって働く段階。
  8. Mission(ミッション)
    仕事そのものが楽しく、喜び感動にあふれる段階。
  9. Vocation(ボケイション)
    自分の喜び感動だけでなく、仕事に関わるすべての人に感動の連鎖が起こる段階。
  10. Calling(コーリング)
    時代や仕事に呼ばれた無我状態、エクスタシー状態で働く段階。
  11. Dignity(ディグニティ)
    世界の根源とつながる問題解決パターンを自由自在に活用して働く段階。

コレ、めっちゃわかりやすいですよね?

とくに前半は「そうそう」って感じになると思います。(笑)

この11段階をみると「働く」って ④Work 以降であることがわかります。

①Labor ~ ③Job は、働く以前の段階なんですよね。

つまり、問題意識のない単なる「作業」ってことです。

日本人の特徴

わたしは日本人は、②Task と ③Job の人がすごく多いように感じます。

いわゆる「できないサラリーマン」なんてだいたい ②Task と ③Job で、たまに ①Labor もいる。

そんな感じじゃないでしょうか?

そうなってしまう要因として、日本の義務教育の影響はめちゃめちゃ大きいです。

学校教育は「答えをさがす教育」なので、②Task と ③Job の特性にぴったりです。

ご主人様(先生)から与えられた問題をみて、ご主人様にとっての答えをみつける。

学校でテストする子どものイラスト

小さいころから「答えさがし」をずっと訓練していれば、②Task と ③Job の大人が量産されるのも無理ないです。

人材の格差

しかし、その反面、企業が求める人材って「答えをさがせる人」ではなく「問題をさがせる人」なんですよね。(汗)

学校が排出する人材と真逆になっているのは、それこそ大問題ですよ。

学校で排出人材と企業が求める人材の格差

脳の認識との関係

働き方革命11段階は、よくよくみると「脳の認識のクセ」に関係していることがわかります。

脳の認識のクセ
  • 部分だけをとる(全体はとれない)
  • 違いだけをとる(共通はとれない)
  • 過去とつなげてとる(今ここはとれない)
  • 有限化してとる(無限はとれない)

つまり、こんな感じです。

部分だけ違いだけをとれば、ご主人様の指示範囲と/それ以外の範囲がハッキリわかれます。

そして、たとえば。。

それは設計書に書いてないから。。

なんて言うわけです。(笑)

さらに、その判断をくり返すことで(過去とつなげて)記憶を蓄積します。

すると、①Labor ②Task ③Job の人がどんどんつくられる。(有限化

つまり、脳の認識のクセが強ければ強いほど、①Labor に近づくってことですね。

まとめ

ここまでの話をまとめます。

  • 言われたことだけやる奴隷人生。
  • 奴隷は視野(観点)が狭く固定されてる。
  • 働き方革命11段階。
  • ①Labor ~ ③Job は、問題意識がない人。
  • 日本人に ②Task と ③Job が多いのは、学校教育の影響大。
  • 学校教育は「答えをさがす教育」。
  • 企業は「問題をさがせる人」を求めている。
  • 働き方革命11段階と脳の認識の関係。

以上、言われたことしかできない社員と「働き方革命11段階」についてでした。

最後まで読んでくださり、ありがとうございました。

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