こんにちは、みなみです。
世の中には「言われたことしかできない」タイプの人がいます。
わたしも今までいろんな人と仕事して、この手のタイプはホントに多いと感じています。
もちろん、言われたことすらできなければ話にならないので(笑)仕事の基本ベースはできていると言えます。
でもやっぱり、言われたことだけずっとやってるのはヤバいんじゃない? って思うんです。
それだと一生、奴隷のような人生になってしまうからです。
言われたことしかできない社員
奴隷のような働き方って、ある意味ラクなんですよね。
自分はなんにも考えなくていいわけですから。。(苦笑)
奴隷のような働き方
ただ、それだと依存心バリバリの「ご主人様なしで生きられない人」になってしまいます。(苦笑)
もちろん、意志があって奴隷を選択しているならいいんですよ。
だとしたら、むしろすごいです。
でも、意志がなく、流れにまかせ奴隷になっているんなら、やっぱりヤバいと思うんですよ。

しかも、その状態を本人が自覚していなければ、なおさらヤバいです。
わたしも時と場合によっては、奴隷になっているかもなので気をつけています。(汗)
ご主人様はいろいろ
ちなみに、この場合の「奴隷」と「ご主人様」の関係は「人」対「人」に限りません。
たとえば、わたしはSEなんですが。。
システム業界では、SEがつくった設計書をみてプログラマーが製造(プログラミング)する工程があります。
このときのプログラマーがもし奴隷マインドだったら。。ご主人様は「設計書」になります。(笑)

つまり、設計書は100%正しいという前提で、その通りにつくるんです。
たとえ、設計書があきらかに違っていたとしても、SEに確認せず、奴隷としての役割をまっとうします。(笑)
視野(nTech風に言うと観点)がめちゃめちゃ狭く、固定されている状態です。
たとえば、もし、この場合にSEも奴隷マインドだったら?(笑)
そのときは、SEとプログラマーの連携(意思疎通)がなくなります。
という依存心があるとコミュニケーションが減り、あとで大問題になるんです。(笑)
コレ、形は違えど、どんな業界にもありますよね?
わかりやすく整理
ここで、nTech(認識技術)開発者で令和哲学者のノジェス氏の整理を引用します。
働き方革命11段階
以下、働き方のタイプを11段階で整理したものです。
- Labor(レイバー)
給料のことだけに関心がある段階。指示がきても適当にやる。 - Task(タスク)
指示されたことだけをやる段階。 - Job(ジョブ)
自分の役割を決め、その範囲内のことだけをやる段階。 - Work(ワーク)
課題に関心をもって働く段階。 - Professional(プロフェッショナル)
あるパートに関してのみ、解決策をもって働く段階。 - Business(ビジネス)
課題解決を通した利益創出パターンをもって働く段階。 - Duty(デューティー)
仕事への義務感、責任感をもって働く段階。 - Mission(ミッション)
仕事そのものが楽しく、喜び感動にあふれる段階。 - Vocation(ボケイション)
自分の喜び感動だけでなく、仕事に関わるすべての人に感動の連鎖が起こる段階。 - Calling(コーリング)
時代や仕事に呼ばれた無我状態、エクスタシー状態で働く段階。 - Dignity(ディグニティ)
世界の根源とつながる問題解決パターンを自由自在に活用して働く段階。
コレ、めっちゃわかりやすいですよね?
とくに前半は「そうそう」って感じになると思います。(笑)
この11段階をみると「働く」って ④Work 以降であることがわかります。
①Labor ~ ③Job は、働く以前の段階なんですよね。
つまり、問題意識のない単なる「作業」ってことです。
日本人の特徴
わたしは日本人は、②Task と ③Job の人がすごく多いように感じます。
いわゆる「できないサラリーマン」なんてだいたい ②Task と ③Job で、たまに ①Labor もいる。
そんな感じじゃないでしょうか?
そうなってしまう要因として、日本の義務教育の影響はめちゃめちゃ大きいです。
学校教育は「答えをさがす教育」なので、②Task と ③Job の特性にぴったりです。
ご主人様(先生)から与えられた問題をみて、ご主人様にとっての答えをみつける。

小さいころから「答えさがし」をずっと訓練していれば、②Task と ③Job の大人が量産されるのも無理ないです。
しかし、その反面、企業が求める人材って「答えをさがせる人」ではなく「問題をさがせる人」なんですよね。(汗)
学校が排出する人材と真逆になっているのは、それこそ大問題ですよ。

脳の認識との関係
働き方革命11段階は、よくよくみると「脳の認識のクセ」に関係していることがわかります。
- 部分だけをとる(全体はとれない)
- 違いだけをとる(共通はとれない)
- 過去とつなげてとる(今ここはとれない)
- 有限化してとる(無限はとれない)
つまり、こんな感じです。

部分だけ、違いだけをとれば、ご主人様の指示範囲と/それ以外の範囲がハッキリわかれます。
そして、たとえば。。
なんて言うわけです。(笑)
さらに、その判断をくり返すことで(過去とつなげて)記憶を蓄積します。
すると、①Labor ②Task ③Job の人がどんどんつくられる。(有限化)
つまり、脳の認識のクセが強ければ強いほど、①Labor に近づくってことですね。
まとめ
ここまでの話をまとめます。
- 言われたことだけやる奴隷人生。
- 奴隷は視野(観点)が狭く固定されてる。
- 働き方革命11段階。
- ①Labor ~ ③Job は、問題意識がない人。
- 日本人に ②Task と ③Job が多いのは、学校教育の影響大。
- 学校教育は「答えをさがす教育」。
- 企業は「問題をさがせる人」を求めている。
- 働き方革命11段階と脳の認識の関係。
以上、言われたことしかできない社員と「働き方革命11段階」についてでした。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。



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