こんにちは、みなみです。
先日、ロシアとウクライナの問題について書きました。
【ウクライナ問題】ロシアの無意識エンジンとは?どんな理由があるにせよ戦争はゆるされません。
平和の絶対ルールは「先制攻撃」をしないこと!
これはホントに思います。
攻撃されたら、人間(の脳)はかならず報復(戦争)したくなるものです。
だから、今回のロシアのウクライナ侵攻には怒りを覚えています。
ただ、上記のブログを書いていて、ふと思ったことがあります。
ロシアがウクライナにしたことは、あきらかに先制攻撃です。
でも、昔の日本も「真珠湾攻撃」をやったよなぁ。。
と、思いました。
というのも、わたしのなかで真珠湾攻撃はアメリカから追い詰められ、致し方なくやったことだと思っているからです。
たしかにその結果、平和ではなくなったので定義としては合っているかもしれません。
が、同じ先制攻撃でも「日本」と「ロシア」が同じとは思えません。
もちろん、時代背景がまったく違うので、比べるものじゃないことはわかります。
当時は戦争が当たり前だったので、現代の出来事と比べるのはナンセンスです。
とは言え、ブログ(文章)って、一応、論理的に筋が通っていることを確認しながら書くんですよ。
なので。。
と、考えてしまいました。(笑)
で、結論的に言うと、やっぱりぜんぜん異質です。
いちばんわかりやすいのは「燃料」だと思います。
ロシアは燃料(石油・天然ガスなど)をじゅうぶん持っている状態で攻撃しています。
アメリカやNATOが攻撃してこないとわかって、計算ずくで先制攻撃しているんですよ。
しかも、ロシアにとって弱い国のウクライナに対して。。
なんというか、正々堂々としてないんですよね。(それが戦争の論理なんでしょうけど)
つまり、戦争以外の選択肢がある状態で、自国を守るために侵略したんです。
一方、真珠湾のころの日本は完全に石油を止められ、なにもしなければ西洋の属国になることは目にみえていました。
ようは、追い詰められる度合いがロシアとは比べものにならず、選択肢がなかったということ。
そして、直接アメリカに対して、攻撃したことも大きく違います。
それに「先制攻撃」って目にみえる現象ではなく、精神的なものだと思うんですよ。
べつの言い方をすると、敵がいるか/いないか。。
ロシアは、歴史的にみてアメリカや西ヨーロッパを敵だと思っています。(その逆も然り)
敵の攻撃をさけ、自国を防衛するために罪のない隣国を攻めたんです。
つまり、敵にとらわれているというか、気持ちを奪われている状態です。
一方、日本には当初、敵はいなかったはず。
最強だったという意味ではなく、相手に気持ちを奪われていない(精神が立っていた)という意味です。
まぁ、カタチだけみたら西洋は敵なので、わかりづらいんですけどね。(苦笑)
だから、最初ギモンに思ったのかもしれません。
というわけで、ロシアのウクライナ侵攻と真珠湾攻撃はぜんぜん違うというお話でした。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
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