マイクロマネジメントできるのか?できないのか?【組織統制の肝】

こんにちは、みなみです。

最近、マイクロマネジメントという言葉を知りました。

マイクロマネジメントとは、かんたんに言うと上司から部下に対する「過干渉」です。

部下の仕事を細かく管理したり、指示したり。。

一般的には、ハラスメントにつながる否定的な言葉として使われることが多いようです。

たしかに、普段からずーっと細かく管理するのはよくないと思います。

それだと部下はまったく育たないですからね。(苦笑)

時と場合にもよる

ただ、時と場合によってはマイクロマネジメントって必要だと思うんです。

たとえば、プロジェクトのめちゃめちゃ大事な局面とか、絶対に失敗できないような場面になればなるほど、細かな管理や指示は必要になりますよね?

だからわたしは、一概にマイクロマネジメントが悪いとは思いません。

むしろ、組織を統制するうえで、欠かせない要素だと思っています。

できるのか/できないのか

わたしは、マイクロマネジメントをするのか/しないのか? よりも、できるのか/できないのか? のほうが重要だと思ってます。

つまり、上司(リーダー)がどこまで細かくみる(把握する)意志があるのかどうか?

どこまで突っ込んだ、ものの見方をできるのかってことです。

これって組織を統制する「肝」だと思うんですよ。

裸の王様

というのも、なかには、部下に丸投げして自分はほとんど関与しない。

もしくは、なんらかの理由(スキル不足など)で関与できない上司もいるからです。

そうなってしまうと、その組織が失敗する確率は高くなります。

だって、上司がぜんぜん内容を把握できないってことは、組織が右に行くのか、左に行くのか、部下次第ってことになりますよね?(汗)

場合によっては「裸の王様」になってしまう可能性だってあります。(笑)

そういう組織はけっこうヤバイと思うんですよ。

リーダーの条件

もちろん、管理する立場の人が、いつでも実作業の裏の裏まで把握してる必要はないですし、しないほうがいいです。

でも、組織を統制する管理者が、マイクロマネジメントできるけどあえてやらないのか? できないだけなのか?

この違いってめちゃめちゃ大きいと思うんです。

ふだんはマクロマネジメント(マイクロの反対)だけど、いざとなったらいつでもマイクロマネジメントできる体制をつくってること。

さじ加減を自由自在に調整できることが、有能な上司(リーダー)の条件だと思います。

最後まで読んでくださり、ありがとうございました。

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