こんにちは、みなみです。
先日、息子と近くの公園へ遊びにいきました。
その公園はかなり広くて、一日中、息子と遊べて楽しかったです。(笑)
気づかれないフォローの美学
たくさん遊んだ後に疲れたので少し休もうと思い、10メートルくらい先にあるベンチをみつけました。

わたしと息子は、そのベンチに向かって歩きます。
すると、わたしたちの右横、少し離れたところで足が不自由なおばさんが杖をついて歩いてるのがみえました。

その姿をみて、わたしは思いました。
あのおばさんも同じベンチに座ろうとしてる
とっさに察知したので、わたしと息子はべつのベンチに方向転換しました。
案の定、おばさんはわたしたちが座ろうとしてたベンチに座っています。
相手に「ありがとう」と言わせない
もし、わたしたちがそのまま最初のベンチに座っていたら?
おばさんが方向転換することになり、よけい歩かせてしまうところでした。
結果的に、わたしたちがおばさんにベンチを譲ったカタチになりますが、おばさんはそのことに気づいていません。
じつは、わたしはこういう譲り方が大好きです。(笑)
いかに相手に気づかれずにフォローするか?
相手に「ありがとう」と言わせない!
そこに美学を感じるんです。(笑)
最初に自覚したのは中学3年
この感覚を最初に自覚したのは中学3年のときでした。
教室内でふたりの男子生徒が休み時間にジャレあって遊んでいます。
わたしはその横(窓側付近)でみてたんですが、ひとりの生徒がバランスを崩し倒れかけたんです。
そのまま倒れたらアルミ製の「窓の手すり」の角に後頭部をぶつけてめっちゃ痛いはず。
とっさに察知したわたしは、手すりと後頭部の間に手を入れて衝撃をやわらげてあげました。

その生徒はわたしが手を入れた(カバーした)ことに気づかず、ふつうに「あ、ごめん」と言ってました。(笑)
もちろん、わたしはわざわざ「オレが助けてやったんだ」なんてことは言いません。
でも、そのときにふと思ったんです。
今、自分が助けたことは一生本人に気づかれることはない
そう思ったときに、なんか不思議な感覚になりました。(笑)
なにげない日常の一コマだけど、気づかれずにフォローする美学をはじめて感じたんです。
上手な人はファインプレーをしない
気づかれずにフォローする感覚は「野球の守備」と同じです。(笑)

たとえば、プロ野球選手でホントに守備がうまい人って「ファインプレー」が少ないと思うんです。
つまり、あらかじめ打球がくる位置を予測し、ファインプレーするまでもなくアウトにできる人。
うまい人ほど、むずかしい打球を簡単にさばいてるようにみえるものです。
人間はファインプレーばかりに目がいくけど、じつはその前段階で本当の「うまさ」はあらわれている。
これって、気づかれずにファインプレーしてるのと同じだと思うんです。
質の高いフォロワーシップ
相手に気づかれないフォローは、質の高いフォロワーシップだと思います。
もちろん、気づかれたとしても、それはそれで素晴らしい行為です。(笑)
しかし、気づかれないくらい繊細に自然にフォローし合うのが当たり前の世の中になれば、より素晴らしいです。
気づかれない美学は、日本人ならわかっていただける感覚だと思います。
目にみえないところを大事にする、日本人の「おもてなし精神」は最高のフォロワーシップです。
中途半端なフォロワーシップ
フォロワーシップを意識すると、えてしてリーダーシップが弱くなってしまうものです。(苦笑)
外国人に比べると日本人って主張が弱いですからね。
自分を積極的にアピールしないと損をしてしまいます。(汗)
しかし、それが現実!ではあるものの。。
わたしは世の中全体が質の高いフォローをできるようになれば、ひとり一人が自然にリーダーシップを発揮するようになると思っています。
ようは、フォロワーシップが中途半端だからリーダーシップも中途半端になるんです。
異次元のリーダーシップ
人間はリーダーシップにばかり目がいくものです。
なので、なんというか。。
あえて積極的にアピールする意思は必要だけど/必要じゃないというか。。(笑)
フォロワーシップこそが異次元のリーダーシップである
というフォロワーとリーダーをつなぐ感覚が大事だと思っています。
リーダーシップとフォロワーシップは「表裏一体」ですからね。
この辺りのお話はコチラの記事にも関連しています。
ムーブメントの起こし方【裸踊りとフォロワーシップ】
さいごに
リーダーシップとフォロワーシップのお話は、じつは「教育」そのものです。
リーダーシップ的な教育よりもフォロワーシップ的な教育のほうがぜんぜんいいと思います。
しかし、もっとも理想的なのはリーダーとフォロワーの因果を超えた教育です。
この辺りのお話は、また別途記事にしたいと思っています。(笑)
というわけで、相手に「ありがとう」と言わせない。気づかれないフォローの美学についてでした。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
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