反日感情の由来と嫌韓論の浅はかさ【出発の意志にあらわれている】

反日感情の由来と嫌韓論の浅はかさ【出発の意志にあらわれている】

こんにちは、みなみです。

先日、なにげなく「中田敦彦のYouTube大学」をみてました。

おもしろくて何本もみてしまいましたが、そのなかでも気になった動画があります。

「韓国&北朝鮮」についての動画です。

反日感情の由来

この動画では、韓国と北朝鮮の国の成り立ちをわかりやすく説明していて、朝鮮半島(とくに韓国)の反日感情の由来がよくわかったんです。

韓国の成り立ち

韓国という国は、第二次世界大戦の日本の敗戦がきっかけで誕生しました。

韓国の国旗

初代大統領にはアメリカの息がかかった李承晩(イスンマン)が就任します。

ようは、実質的にアメリカがつくったような国なんですよね。

だから、韓国には、日本の「古事記」や「日本書紀」、アメリカの「独立戦争」のような、建国神話となる独自のストーリーがないんです。

はじまりが反日だった

建国神話のストーリーがあると国民は盛り上がります。

なので、韓国の憲法の前文には、1919年3月1日に起こった三・一運動(日本統治下における反日独立運動)についての一文が入ってるんです。

ようするに。。

日本の韓国統治は違法であり無効だよ。われわれは日本に対抗してちゃんと国をつくったんですよ。

というストーリーを強調し、国民はそのストーリーを教わって育つんです。

言いかえれば、建国神話のストーリーをつくるために、三・一運動を利用したってことですよ。

つまり、国のはじまりがそもそも反日だったってこと。

これじゃあ、反日感情が生まれるのもムリないです。

反日カードを切ることで、自分たちのアイデンティティが保たれるわけですから。。

北朝鮮の成り立ち

北朝鮮に関しても同じです。

北朝鮮の国旗

北朝鮮という国は、実質的にソ連(現ロシア)がつくったような国です。

ソ連の後ろ盾のあった 出生名:金成柱(キムソンジュ)が、キムイルソン伝説(”日本に全戦全勝してる男がいる” という民間のウワサ話)を利用して、金日成(キムイルソン)を名乗りはじめるようになります。

つまり、架空のウワサ話を使って、建国神話のストーリーをつくったんですね。

そうして金日成は、その後の北朝鮮の独裁政治体制をつくりあげました。

このように、韓国と北朝鮮でストーリーは違えど、反日感情が生まれる構造は同じです。

※詳しくは、YouTube大学の動画をご覧ください。

ウソが蔓延している理由

それと、もうひとつ。

これは、YouTube大学の動画では話してないんですけど。。

2019年に韓国と日本でベストセラーになった「反日種族主義 ~日韓危機の根源」という本があります。

この本のなかには「韓国社会にはウソが蔓延している」といった内容が書かれています。

元ソウル大学教授の李栄薫(イヨンフン)氏の著書で、慰安婦問題、徴用工問題、竹島問題などを実証的な歴史研究に基づいて論証、韓国にはびこる「ウソの歴史」を指摘するショッキングな内容です。

※詳しくは、本をご覧ください。

わたしは、この「ウソ」に関しても、国のアイデンティティがあらわれていると思ったんです。

韓国の三・一運動(1919年)は、事実として起きたことでしょうけど、それを建国ストーリーにつなげるのはちょっとムリがあると思うんですよ。

だって、実質的に独立したのは、1945年の日本の敗戦以降だし、韓国憲法が制定されたのは1948年なので、事実上「日本の敗戦をきっかけにアメリカによってつくられた国」だってことは否定できないですよね?

この出発の意志に、”ウソが蔓延している” 韓国の実情があらわれていると思うんです。

ちなみに

北朝鮮に関しては、言わずもがな。

キムイルソン伝説というウソから出発していますから。。

こちらも出発の意志が、その後の北朝鮮の実情にあらわれていると思います。

嫌韓論の浅はかさ

韓国と北朝鮮の「反日感情」および「ウソ」の歴史は、出発の時点に全てあらわれているんです。

始まりにないものは終わりにもない。

出発の意志は、その後の全てを決めるってことですね。

背景をみていない

日本には、嫌韓論をとなえる人が大勢います。

でも、その多くは、はじめから韓国を嫌ってたわけじゃなく、きっと韓国側の反日感情に対しての嫌韓だと思うんです。

つまり、相手の感情の背景をみずに、表面的なところだけをみてイチイチ反応してるのと同じ。

それって、すごく浅はかだと思うんですよ。

国の成り立ちを理解すれば、反日感情の背景もわかるので、イチイチ腹を立てることはなくなると思うんです。

嫌韓論をさわいでる人は、言ってみれば勉強不足なだけ。

度量が狭いというか、ちょっとカッコ悪いですよね。

個人の感情とは違う

それと、もうひとつ。

韓国の反日感情は、国のアイデンティティからくるものなので、もちろん、国民ひとり一人に影響を与えてはいるものの、それが個人の感情と完全に一致してるわけではないってことです。

実際のところ、反日教育を受けていながらも、親日の韓国人はたくさんいます。

わたしは何回か韓国に行き、韓国人の友だちもいるので、それは肌で感じています。

たとえば、うちの息子がまだ小さいときに知らない韓国人のおじさんが牛乳を買ってくれたりとか。。(笑)

そういうのいっぱいあります。

逆に反日感情をぶつけられたことは一度もありませんね。

ノジェス氏から聞いた話

わたしは、nTech(認識技術)開発者の盧在洙(ノジェス)氏からも話を聞いたことがあります。

たとえば。。

ダムの話

ノさんが生まれ育った家の近くにはダムがあったそうで、子どものころ大雨が降るたびに「ダムが壊れるんじゃないか」と心配だったそうです。

ダムのイラスト

そこでお母さんに聞いてみると「あのダムは日本人がつくったものだから絶対に壊れないよ」って言われたそうです。

また、お母さんは、日本統治時代が一番生活しやすかったとも言ってたそうです。

この辺りの話は、反日種族主義の本の話とともに、ノジェス氏の令和哲学チャンネルでもみれますので、お時間あるかたはご覧ください。

まとめ

ここまでの話をまとめます。

  • 韓国と北朝鮮は日本の敗戦をきっかけにしてできた国。
  • 両国とも建国神話となる独自のストーリーがなかった。
  • 韓国は三・一運動を利用し、ストーリーをつくった。
  • 北朝鮮はキムイルソン伝説を利用し、ストーリーをつくった。
  • 両国とも国のはじまりがそもそも反日だった。(★重要)
  • 出発の意志にウソが蔓延してる両国の実情があらわれている。
  • 反日感情の背景を理解すれば嫌韓論など出てこないはず。
  • 反日教育を受けても親日の韓国人はたくさんいる。
  • 日本統治時代が一番生活しやすかったという韓国人は多い。

以上、反日感情の由来と、嫌韓論の浅はかさについてでした。

最後まで読んでくださり、ありがとうございました。

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