【夫婦の歯車】妻はどんなエンジンで動いているのか?

【夫婦の歯車】妻はどんなエンジンで動いてるのか?

こんにちは、みなみです。

今回は、夫婦のチャレンジにまつわる話として、妻のエンジンについてまとめてみました。

エンジンとは、幼少期の決断です。

人間は、幼いときに決断したエンジンをまわし続け、その後もずっと同じ、思い方・やり方のパターンをくり返しています。

なので、夫婦がお互いのエンジン(パターン)を知っておくことは、コミュニケーションを変革する上で、めちゃめちゃ重要になります。(必須です)

というわけで、今回は、妻にフォーカスをしぼり、まとめてみました。(本人確認済み)

ちなみに、夫婦のチャレンジについては、こちらの記事に書いています。

夫婦のコミュニケーションを変える。冷たい歯車から温かい歯車へ【3つのチャレンジ】 夫婦のコミュニケーションを変える。冷たい歯車から温かい歯車へ【3つのチャレンジ】

また、関連する記事は「夫婦カテゴリ」にまとめていますので、よければご覧ください。

妻のエンジン

妻のエンジンをひと言であらわすと「情けない」です。

いつも「情けない」がベースにあって、その状態を「誇らしい」状態に変えるために動くパターンです。

ただ、いくら誇らしい状態を手に入れたとしても、それは一時的なもので終わります。

なので、また同じことをくり返すんです。

つまり「情けない」→「誇らしい」→「情けない」→「誇らしい」→ のパターンを一生くり返すってことです。

因果(情けない・誇らしい)の絵

妻の得意技

つぎに、妻の得意技です。

ここで言う「得意技」とは、情けない状態から、誇らしい状態を手に入れるための「ワザ」です。

思い方・やり方のクセって言ってもいいですね。

つまり、妻はいつも同じワザをつかって、誇らしい状態を手に入れてるってことです。

妻の得意技は大きくわけて2つ。

  1. リベンジ(救済)する
  2. 集中する

です。

妻いわく、昔から、なぜかわからないけど「ヘコまされる」ことが多いそうで、そのたびに悔しい思いをしてリベンジするそうです。

悔しがる妻のイラスト

リベンジと言っても、直接相手に仕返しするのではなく、どちらかというと ”誇らしい自分” になって「相手の鼻を明かしてやる」みたいな感じです。

そして、一生懸命なにかに集中してがんばる人生です。

リベンジ or 救済

リベンジはリベンジでも、悔しい思いをしてる人が自分なのか/自分以外なのかで、多少ニュアンスは変わります。

  • 自分なら「リベンジ」
  • 自分以外なら「救済」

自分のときは「リベンジ」だけど、自分以外のだれか弱い人をみたときなどは「救済」するというニュアンスのほうが近いです。(自分とオーバーラップする)

その人を救済するために。。

わたしが力になる。わたしがリベンジに協力する。

みたいな感じです。(笑)

多少ニュアンスは違えど、リベンジするという動きのベクトルは同じです。

というわけで、妻のエンジン(得意技を含む)をまとめると以下になります。

  1. 情けない(限界)
  2. リベンジ
  3. 集中
  4. 誇らしい(突破)

妻は、幼いころから ①~④をくり返し、延々とエンジンをまわし続けています。

たとえるなら日本!?

妻のエンジンのパターン(①情けない → ②リベンジ → ③集中 → ④誇らしい)をたとえるならば、戦後の日本です。

日本の国旗(日の丸のイラスト)

明治維新以降、天皇を中心にアジアの近代化に向けて突き進んでいた日本が、原爆を2つも落とされたあげくに東京裁判で戦争犯罪国家にまつりあげられました。

3000年間、他の民族に一度も負けたことがないプライド高い日本精神は骨抜きにされ、まさに情けない状態になったわけです。

原爆の投下こそ、あきらかな戦争犯罪です。

それでも日本はアメリカに直接仕返しすることもなく、今度は「Made in Japan」でリベンジしようとします。

モノづくりに集中したわけですね。

その結果、経済で世界をとれるところまできましたが、今度はプラザ合意によるバブル爆弾です。

日本は、ことごとくアメリカにヘコまされてきました。

それなのにアメリカを恨まず、がんばる姿はまさに妻のパターンにそっくりです。

日本の集団エネルギーが一個人に変異したような、個人としての日本モデルですね(笑)

エンジンがつくられた背景

ここからは、妻のエンジンがつくられた背景をお伝えします。

母を助けたい家庭環境

妻のエンジン(情けない)の主たる要因は、幼少期の家庭環境(とくに母との関係)にあります。

幼いころ、妻は父母と弟妹の5人で暮らしていました。

妻にとっての母

妻にとってのお母さんは「がんばり屋」で「働き者」です。

話もよく聴いてくれるし、ほめてもくれる大好きな存在ではあったものの、同時に「弱い存在」にもみえたそうです。

お母さんは、東北の田舎でかなり苦労(貧乏)して育ったそうで、そこからひとり関東に嫁いできました。

しかし、父方は裕福で品のある家庭です。(わたしもそう感じる)

だから、劣等感はあったと思います。

〇〇家(父方)の人はすごい。
それに比べてわたしは。。

そんなようなことも言っていたそうです。

つまり、妻にとってのお母さんは、真っ先に救済すべき存在だったってことです。

妻にとっての父

一方、お父さんは裕福で品のある家庭に育ち、まじめで几帳面な人です。

大企業につとめる猛烈サラリーマンで、高度成長期だったこともあり、仕事ばかりで家にいることはほとんどなかったそうです。

曲がったことはキライで正義感あふれる人でした。

たしかに、すごく真っすぐな感じなんですよね。

おそらく、リベンジ(救済)という妻の得意技は、この正義感からきていると思います。

妻にとっての家庭

妻にとっての家庭は、とにかくお母さんがひとりでがんばっている環境です。

お父さんは仕事で家におらず、お母さんが3人の子どもの面倒をみていました。

それと、父方の祖父母の影響も大きいです。

なぜか長女である妻だけがいつもかわいがられていたそうで、ひとりだけ(弟と妹はいない)近くに住む祖父母のところに招かれることが多かったそうです。

妻の主観ではあるものの、ひとりだけめっちゃかわいがられてた(特別扱いされてた)みたいですよ。

だから、キホン妻はプライド(自尊心)が高いんです。

得意技の実例

2つの得意技は、ともに「情けない」エンジンから派生してできた変異体です。

  1. リベンジ(救済)する
  2. 集中する

ここでは得意技の実例をいくつか紹介します。

弱気な母をみて怒りが出た

妻が小学生のとき、お母さんがしょんぼりしてたことがあったそうです。

お母さんが「わたしは弱いから」とか「友だちいないんだ」なんて弱音を吐いたそうで、そのときすごい怒りが出たそうです。

だれに対する怒りなのかは定かではないものの、お母さんが情けない状態になってることに対する怒りであることはたしかです。

リベンジ(救済)する
怒りはまさにリベンジの感情であり、弱気なお母さんを救済したい気持ちのあらわれです。

否定されても友だちを救済した

妻が小学生のとき、よく一緒に遊んでいた友だちがいました。

でも、おばあちゃんから「〇〇ちゃんは下品だから一緒に遊んじゃダメ」って否定されたそうです。

大好きだったおばあちゃんから言われたのでショックだったでしょうね。

そのとき妻は「〇〇ちゃんは下品ではない!差別しないでほしい」と思ったそうです。(直接、言ってはいない)

その後、おばあちゃんの前で〇〇ちゃんの話は一切しなくなりました。

リベンジ(救済)する
大好きだったおばあちゃんに否定されても友だちを救済しようとした。

気配がなくなるくらい没入する

妻は、小さいころから絵を描くのが得意でよくみんなにほめられたそうです。

あと、絵を描くときは、とにかく没入するそうで、よくお母さんから「いたの?」って言われてたそうです。(笑)

気配がなくなるくらい無意識に全神経を集中させてたってことですね。

自分が消えてしまうくらい没入するってすごいですよね。

まるでサムライのようです。(笑)

ちなみに、妻はその後、切り絵作家として活躍することになります。

集中する
絵を描くときは、気配がなくなるくらい没入する。

フラれた悔しさをバネにがんばった

妻は、大学受験の前に失恋をしたそうです。

似たようなことは何度もあったそうですが、いつもその悔しさをバネに別のことに集中するそうです。

そのときは、受験勉強に集中して見事合格しました。

合格することで、誇らしい自分になれたわけですね。

それが妻にとってのリベンジだったってことです。

リベンジ&集中する
失恋の悔しさをバネに受験勉強に集中した。

父に手紙を書いた

妻が大学生のとき、祖父母と同居することになったそうです。

そうなると、お母さんのストレスはさらに増し、今まで以上に辛そうになります。

なにせ、5人+祖父母の7人家族になったわけで、食事のしたくにも気をつかうようになります。

おまけに、そのころの弟(高校生)は荒れていて、警察沙汰になることもあったそうです。

お父さんは家にいないし、お母さんがひとりでがんばっていました。

あるとき、妻は、そんなお母さんが心配になり、お父さんへ手紙を書いたそうです。

「お母さんを助けてあげて」

しかし、その後、お父さんからのリアクションはなかったそうです。(妻の主観です)

リベンジ(救済)する
お母さんを救済しようとお父さんに手紙を書いた。

切り絵作家になる

絵を描くのが得意だった妻は、大学を卒業して一度は就職したものの、すぐに切り絵作家として独立しました。

でも、祖父母をはじめ父方の親戚はみなハイソな人ばかりです。

突然、会社を辞めて切り絵作家になるなんて、その人たちの常識からしたら喜ばしいことではありません。

しかし、だからこそ、妻は切り絵作家として成功し、みんなの鼻を明かしてやろうと思ったそうです。

みたことある人はわかると思いますが、切り絵というのは、ひとりモクモクと作業するので「集中」以外のなにものでもありません。

リベンジ(救済)&集中する
切り絵作家になって成功し、みんなの鼻を明かしてやろうと思った。

日本が令和哲学に出会わせた

極めつけは、令和哲学に出会ったことです。(その少し前にわたしとも出会っている)

令和哲学とは、今までの哲学と科学(数学・物理学)を融合できる異次元の哲学で、その出発は令和哲学者のNohJesu(ノジェス)氏です。

ノさんは、1996年から日本の可能性を発信し続けている人です。

おそらく

おそらく、妻が令和哲学に出会ったのは、日本のリベンジのエネルギーが引き寄せたからです。

妻は、めちゃめちゃプライドの高い人です。(そう見えないけど)

なにせ、祖父母を中心にかなり特別扱いされて育ってますからね。

もともと誇らしい自分として「やればできる」的な自信感を根底ではしっかり持ってるはずです。

現に、高校生のとき、ひとりだけアメリカに留学できるようになったり、一流大学に入ったり、切り絵作家になったり、集中してがんばる得意技によって特別感をたくさん味わっています。

だからこそ、そのプライドが打ち砕かれた(ヘコまされた)ときのショックとリベンジのエネルギーの強さはハンパないものがあるはず。

くわえて、そのエネルギーが直接、個人攻撃に向いてない点も大きいですね。

みずからが変わることで次元の異なるリベンジをいつもしようとしています。

敵を恨まず、敵もろとも上昇させてしまう。

まさに日本精神そのもの、令和哲学(nTech)の特性にピッタリだから、このタイミングで出会ってるんだと思います。

リベンジ(救済)する
日本のリベンジのエネルギーを引き寄せ、令和哲学と出会った。ちなみに、令和哲学を科学のアプローチから nTech(認識技術)と呼ぶときもあります。

冷たい歯車の要因

もう一度、妻のエンジン(得意技を含む)をまとめます。

  1. 情けない(限界)
  2. リベンジ
  3. 集中
  4. 誇らしい(突破)

妻は、①~④ のくり返ししかやっていません。

父母と夫婦の関係性は同じ

夫婦の冷たい歯車の要因として、いちばんわかりやすいのは、妻がお母さんと同じ状況をつくっているところです。

もちろん、エンジンや得意技は違いますけど、夫が家庭のことをしてくれず、ひとりでがんばらなければならない状況は同じです。

妻の場合は、夫に無視されることに対し、リベンジの気持ちはあれど、直接文句を言うわけではなく、ひとりモクモクと次の進化に向けてエネルギーを蓄えるパターンです。

わたし(夫)と妻の関係性は、おおよそ、お父さんとお母さんの関係性と構図は同じです。

夫婦の関係性とそれぞれの観点をあらわした図

最後に

今回は、妻のエンジンにフォーカスをしぼり、まとめてみました。

いろいろ書きましたけど、お伝えしたことは、①情けない → ②リベンジ → ③集中 → ④誇らしい をずっとくり返してるってことに尽きます。

また、今回お伝えしたエンジンがどう夫のエンジンと関わっていたのか?

そして、冷たい夫婦の歯車がどんな風にかみ合っていたのかは、また別の機会にまとめたいと思っています。

最後まで読んでくださり、ありがとうございました。

以下、関連記事です。

↓ 夫(わたし)のエンジンについてはコチラ。

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