ペルソナ設定の本質とは?【コミュニケーションの基本】

こんにちは、みなみです。

ブログを書く上でペルソナ設定は重要!

だけど、めちゃめちゃむずかしいことでもあります。

とくにはじめのうちは。。

なにを基準に決めればいいのか?

それがわからなくて、発信が止まったり行動が制限されてしまったり。。

もしくは、なかば無理やり設定したけど、イマイチしっくりこないとか。。

ペルソナ設定の本質を見失ない「内容」にとらわれてしまうことは多いです。

というわけで今回は、わたしなりにペルソナ設定の本質についてまとめてみました。

ペルソナ設定の本質とは?

ペルソナ設定の本質は、読者への「立場チェンジ」です。

相手の思考や行動をリアルに思い描けるようになること

つまり、これさえできれば、ぶっちゃけ設定内容なんてどうでもいいんです。

読者への立場チェンジ

読者への「立場チェンジ」がなぜ重要なのか?

それは、すべての出発はニーズから生まれてるから。

相手の興味関心がわからなければ有効な発信はできませんよね?

でも、それってブログに限らず、なにかを発信してる人すべてに言えることです。

さらにはコミュニケーションの基本と言ってもいいかもしれません。

理想的なコミュニケーション

理想的なコミュニケーションは「ゼロ」と「無限大」の交流です。

0と∞(無限大)インプットとアウトプット

無限大発信(アウトプット)するためには、一度ゼロになり相手を100%受け入れる(インプット)ことが重要です。

そうすれば、おのずと相手にも、こちらの発信を受けとってもらいやすくなります。

つまり、相手のニーズに100%寄り添えること。

ペルソナ設定もこれと同じです。

ブログは一方的に発信する媒体ではなく、じつは読者とコミュニケーションしてるんだってことを忘れてはなりません。

それが理想的なペルソナ設定であり、本質だと思うんです。

【nTechの理解】理想的なコミュニケーション(ゼロベース思考とSSM)

ペルソナとターゲットの違い

ペルソナと似たような言葉で「ターゲット」があります。

では、ペルソナとターゲットの違いってなんでしょう?

  • ターゲット:ざっくりしたユーザー像
  • ペルソナ:具体化したユーザー象

ターゲットはざっくりしたユーザー像で、たとえば「30代ブラック企業に勤めるサラリーマン」みたいな感じ。。

一方、ペルソナはそのターゲットをより具体化したユーザー像で「一人に絞る」ことを言います。

たとえば「年齢、性別、出身地、家族構成、将来の夢」などなど。。

具体化すればするほど、その人の「顔」がみえてきて立場チェンジしやすくなります。

さらに相手の「考え」「感情」「価値観」が鮮明になれば、表現力が磨かれ、結果につながっていくわけです。

ペルソナ設定に意味はない

ペルソナ設定の本質をおさえておけば、設定内容へのこだわりはなくなります。

たとえば、年齢を33歳にするか? 34歳にするか? とか。。細かい設定に悩んでしまうことはあります。

でもそれって、よほど年齢に特化した発信でない限り、ぶっちゃけどっちでもいいことです。(笑)

ペルソナを設定すること自体に意味はなく、あくまでも立場チェンジしやすくするためのハウツーに過ぎない

だから、そこにとらわれる必要はないんです。

ペルソナもターゲットもいらない

それでも人間の脳は、ついつい目先の課題ばかりを意識してしまうものです。

だから、言われた通りにペルソナ設定しようと、無理やりターゲットを一人に絞ることで逆効果をまねいてしまう。

わたしは初心者であればなおのこと、ペルソナもターゲットもいらないと思っています。

むしろ、自由に発信する過程を経ずにペルソナ設定してもマイナスにしかならないと思います。

なにごとも「急がば回れ」ですよ。

自然に意志が育つ

ちなみに、わたしの場合。。

当ブログの基本コンセプトは、nTech(認識技術)の価値をわかりやすく伝えること。

で、ターゲットは「nTechを知ってる人」です。

ただ、これって当初から決めてたわけじゃなく、定まってきたのはここ最近。

はじめはあえてターゲットを絞らずに、雑記としてなんでもかんでも書いていました。

でも、そうすることで思いもよらない記事に反応があったり、そこから連想して気づきやアイデアが生まれたりして「もっとこうしたい」という意志が育ってくるんです。

結果的に「もっとターゲットを絞ろう」と自然に思えるようになりました。

納得感

実践から生まれた施策には「納得感」がともないます。

そこに感情が乗っかるんですよね。

だから、はじめは楽しさ重視で動きを止めないこと。

無駄を量産する過程、すなわち、抽象化の海の中からしか具体化(ペルソナ)はつくれないんです。

実在する人物がオススメ

急がば回れで、ある程度ターゲットが絞られてきたころに、ようやくペルソナ設定できるようになります。

しかし、ここでもいきなり架空の人物像を描くのって相当むずかしく、わたしもいまだにできません。(笑)

なので、まずは「実在する人物」をペルソナにするべきだと思っています。

友人・知人、もしくは複数の人をミックスしてもいいし、芸能人や映画の主人公などの価値観を組み込んでもいいでしょう。

とにかく相手の「顔」や「価値観」を鮮明にイメージできることのほうが先決です。

どんどん改良する

あと、ペルソナを一人に固定し過ぎないことも重要です。

発信を重ねるたびにいろんなペルソナがいていいし、どんどん改良していくべきです。

そうすることでだんだんと精度が上がり、自由自在に架空の人物像を描けるようになるんだと思います。

ペルソナ、仮面舞踏会

立場チェンジ能力、ひいては「思い込み能力」が向上し、ペルソナと無限大コミュニケーションする舞台を創造できれば最高ですね。(笑)

まとめ

ここまでの話をまとめます。

  • ペルソナ設定の本質は、読者への「立場チェンジ」
  • 相手の思考や行動をリアルに思い描けるようになること。
  • 立場チェンジはコミュニケーションの基本。
  • ブログは一方的に発信する媒体ではない。
  • 自由に発信する過程を経ずにペルソナ設定してもダメ。
  • 実践から生まれた施策には納得感(感情)がともなう。
  • 抽象化の海の中からしか具体化(ペルソナ)はつくれない。
  • まずは実在する人物をペルソナにするのがオススメ。

以上、ペルソナの本質とコミュニケーションの基本についてでした。

最後まで読んでくださり、ありがとうございました。

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