習慣化をさまたげる要因とは?【楽しさの否定】

こんにちは、みなみです。

習慣化の条件には「楽しさ」が必要です。

なにごともイヤイヤやっていたら長続きしませんからね。

これは当たり前の話だと思います。

しかし、世の中には楽しさを否定する風潮もあり、とくにマジメな人にその傾向が強いように感じます。

もっと気を引き締めないと
もっとちゃんとやらないと

みたいに。。

どこか「楽しんだらいけない」価値観をもってる人ってけっこう多いです。

習慣化をさまたげる要因

もちろん、気を引き締めてちゃんとやることは大事です。

が、そのベースには「楽しさ」があってのことです。

楽しさの否定

楽しさのベースがなく、ただマジメに習慣化しようとしても長続きしないですよ。

それって、先のことを考えずに目先の「なにか」にとらわれてる証拠です。

楽しさを否定して得られるものって限定的だと思うんです。

楽しさのイメージ

ちなみに、わたしがイメージしてる楽しさは「幼い子ども」です。

幼い子どもはいろんなことに興味があり、なんでもかんでも手を出します。

幼い子ども

そこには失敗も成功もなく、とにかく動き先行で楽しんでる状態です。

まぁ、正確には「楽しい/楽しくない」の基準もハッキリしてないので、べつの表現のほうがいいかもしれませんけどね。(苦笑)

習慣化の第一条件(ゼロ化)

そもそも習慣化したいんなら、それを意識しちゃダメですよね?

だって、それって「習慣化」にとらわれてる証拠ですから。。(笑)

習慣化の第一条件は「ゼロ化」です。

つまり、なにごとにもとらわれてない状態になること。

その状態からじょしょに楽しい感覚が生まれ「気づいたら習慣化してた」というのがホンモノの変化だと思うんです。

コミュニケーションの基本

ちなみに「ゼロ化」についてはコチラの記事にまとめています。

【nTechの理解】理想的なコミュニケーション(ゼロベース思考とSSM)

コミュニケーションの基本でもあるので、興味のあるかたはぜひどうぞ!

習慣化の第二条件(楽しさ)

習慣化の第二条件は「楽しさ」です。

しかし、楽しさは意識するものではなく自然に起こるものなので、ゼロ化していれば自然に楽しめます。

楽しさの蓄積

楽しさの否定は、ゼロ化ができていないあらわれです。

なにかにとらわれた状態で動いていると、かならず失速しますからね。

だから「動き」が蓄積されず、逆にそれが失敗体験として残ってしまうんです。

ゼロ化ができなければ、すべて逆効果になってしまうってことです。(汗)

楽しもうと思えば、楽しめない。
習慣化しようと思えば、習慣化できない。

なかにはそれさえも気づかずに思考停止でがんばってる人もたくさんいます。

いや、むしろそっちのほうが多いでしょう。

楽しめない問題

わたしは「楽しめない問題」はけっこう大きな問題だと思っています。

それこそマジメに考えなければいけないことだと思うんですよ。(笑)いや、ホントに!

そのポイントは2つ。

  1. 奴隷の量産
  2. 楽しさの違い

① 奴隷の量産

ひとつ目は、奴隷の量産です。

「楽しむ=悪いこと」という認識が、奴隷のような人間を増やしています。

奴隷、社畜

たとえば、会社組織の「社畜」って言葉はそれを連想させる代表格かもしれません。

ぶっちゃけ、意識的かそうでないかに関わらず。。

社畜を増やそうとする経営者と、みずから社畜になる社員は同じくらい多いと思います。(笑)

② 楽しさの違い

ふたつ目は、楽しさの違いです。

わたしは「楽しさ」には、2種類あると思っています。

  • 完成された楽しさ(受動的)
  • 完成されていない楽しさ(能動的)

前者は「エンタメ」のようなイメージでどちらかというと受動的な楽しさです。

後者は「幼い子ども」のイメージでどちらかというと能動的な楽しさです。

奴隷意識の強い人ほど受動的な楽しさを好むため、同じ「楽しさ」でも連想するイメージは異なります。

ちなみに、この辺りのお話はコチラの記事に書いています。

娯楽という言葉のイメージ【習慣化の条件】

脳の認識のクセ

では、そもそも楽しめない問題がなぜ生まれるのかというと。。

それは、脳の認識による作用です。

脳の認識のクセ
  • 部分だけをとる(全体はとれない)
  • 違いだけをとる(共通はとれない)
  • 過去とつなげてとる(今ここはとれない)
  • 有限化してとる(無限はとれない)

人間(の脳)はかならず部分をとらえ、相対比較するようにできています。

だから、楽しめる人と楽しめない人にわかれるのは当たり前。

で、世の中には一方向の法則(エントロピー増大)があるため、だんだんと一部の楽しめる人と大部分の楽しめない人にわかれてしまうんです。

そして、過去の失敗体験をどんどん蓄積し、楽しめない自分を有限化してしまう。

とらわれる原因

われわれ人間がいちばんにとらわれてるのは「自分」という存在です。

そして、その原因が「脳の認識のクセ」なんです。

脳の認識のクセをオールゼロ化することで、ホントの意味での習慣化を実現できます。

そのための技術が、nTech(認識技術)です。

まとめ

ここまでの話をまとめます。

  • 楽しさの否定は目先のなにかにとらわれてる証拠。
  • 習慣化の第一条件はゼロ化。
  • 習慣化の第二条件は楽しさ。
  • 楽しさを否定する奴隷の量産。
  • 完成された楽しさ(受動的)
  • 完成されていない楽しさ(能動的)
  • 楽しめない原因は脳の認識のクセ。

以上、習慣化をさまたげる要因についてでした。

最後まで読んでくださり、ありがとうございました。

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