こんにちは、みなみです。
だれかに助けてもらいたいのに、助けてほしいと言えない。
ひとりで仕事を抱えこみ、がんばってしまう人はいます。
たとえば。。
- 責任感が強くなんでも自分でやってしまう
- 繊細すぎて、他人に頼ることができない
- 助けてもらうことに罪悪感がある
など。
ひとりで抱え込むことが一概に悪いとは思いません。
ですが、その状態を共有しない(できない)のは問題だと思います。
共有しないとチームに迷惑がかかるし、なにより自分の気持ちが重たくなる一方ですよね?
というわけで、今回は「問題共有できない悩み」について、まとめてみました。
問題を共有できない
まず、世の中には共有の必要性すら感じてない人はたくさんいます。(笑)
だから、問題共有できないことを「問題」と思ってる時点で、はるかにマシ。
解決してるも同然です。
原因はあなたではない
本当は助けを求めるべきなんだけど、なぜか共有できない。
そうなってしまう原因はあなたではなくチームとの関係性にあります。
つまり、個ではなく関係性でみることが大事だってこと。
ものの見方の基準点(観点)を目にみえる「個」から目にみえない「関係性」に移すだけで、みえる景色はまったく変わります。
ためしに環境を変えてみるのが一番わかりやすいです。
心理的安全性が保たれたチームに所属するだけで、共有できない問題はほぼ解決するはず。
そうなると、あなたに問題はなかったってことになりますよね。
仮にどんなチームに所属してもダメな場合は、よほど過去のトラウマがひどいのかもしれません。
でも、それも特別なことではなく、すべての人間は過去の経験体験にしばられてるんです。
だから、そういう人って、逆にこの問題を本質から解決するのにはピッタリな人材かもしれません。
人間が過去の経験体験にしばられてることはとても重要なポイントなので、ぜひコチラの記事もご覧ください。

関係性でみればすべてつながる
ものの見方が ”個” になってると、助ける側と/助けられる側のどっちか片方の観点に固定されます。
でも、ものの見方が ”関係性” になってると、両方の観点を同時にもつことになります。
この ”同時にもつ” 感覚がすごく重要なんです。
つまり、助けてもらうことは、助けることと同じ。
そこに分離はないんです。
自分と相手は分離していない。(関係している)
このことについては、認識=存在(認識と存在はわけられない)として、こちらの記事にまとめています。

未熟は人を活かす力
「助けてもらうこと」と「助けること」の価値は同じです。
たとえば、うまれたての赤ちゃんは脳がまだ未熟なので、親に助けてもらわなければ生きられません。

わたしは、この状況って人間の本質があらわれてると思うんです。
人間は100%だれかに助けてもらわなければ生きられない。
組織をつくらなければ生きられないということ。
そして、未熟であることは、じつはまわりの人間を成長させている。
子どもがいるからこそ、親として成長できるんです。
目に見える範囲だけをみたら親が子どもを育てる観点しかみえませんけど、じつは、それと同時に親としてのあり方は、子どもに育てられているんです。
”個” の観点でみると「未熟な人=ダメな人」になります。
でも、”関係性” の観点でみると、未熟な人は立派な教育者です。
わたしは、本当に優秀な教育者って、ごく自然に相手に気づかれることなく、相手を導いてあげる人だと思うんです。
まさに赤ちゃんは、親にたくさん(親としての)成功体験を積ませてくれる存在です。
それをアピールすることもなく、ごくごく自然に相手の可能性を活かしています。
こういう大人がいたら、めっちゃカッコいいですよね。(笑)
子どもはあり方がバツグン
子どもの「あり方」はバツグンで大人の比にはなりません。
逆に大人は脳が発達してるので「思い方」「やり方」に関しては優秀です。
表にするとこんな感じ。。
あり方 | 思い方 | やり方 | |
子ども | 〇 | × | × |
大人 | × | 〇 | 〇 |
思い方、やり方ベースでは、大人が子どもに教えるべきことはたくさんあります。
でも、それと同時に、あり方ベースでは子どもは大人を知らず知らずのうちに育てています。
「自分は子どもから育てられてるんだ」という認識センスはとても大事です。
そして、この親子の関係性は仕事におけるチームの関係性でも同じです。
もし自分のことを未熟だと思うのなら、それは相手の成長に貢献し、相手を活かしてるってことなので、遠慮なく共有してみることです。
育ててやってるんだくらいの気持ちがちょうどいいと思いますよ。(笑)
アクションプラン
アクションプランは、観点を ”個” から ”関係性” に移動するだけ。
そんなにすぐには変わらない。
頭ではわかるけど。。
っていう人もいると思います。
今まで築いてきた関係性の習慣ってありますもんね。
脳は過去にしばられますから、今までの認識の習慣を変えるってホントむずかしいです。
そんな人は、nTech(認識技術)を学び、観点の問題をとことん深めてみることです。
現実的なアクションプランは「環境を変える」ことです。
まとめ
ここまでの話をまとめます。
- 問題共有できない原因は、個の観点にある。
- 個から関係性へ、観点を上昇させること。
- 助けてもらうことと、助けることの価値は同じ。
- 両方の観点を同時にもつ感覚は重要。
- 親は子どもに育てられている。
- 人間はみな、過去にしばられている。
- アクションプランは、環境を変えること。
以上、問題共有できない悩みと、解決するためのアクションプランでした。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。


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