やり切らなければ進化はない。サクッとやり切ることの大事さとは?【実践=自分】

こんにちは、みなみです。

わたしは、日ごろから「やり切ること」の大事さを感じています。

人によっては「やり切る=完ぺき」のような、重たいイメージをもつ人はいるかもしれませんが、そうではなく「サクッとやり切る」イメージです。

最初は粗けずりでも、サクッと1サイクルやり切って、すぐまたつぎの2サイクル、3サイクルとトライアンドエラーをくり返す。

「やり切る=実践」って言ってもいいかもしれません。

今回は、やり切る(実践する)ことがなぜ大事なのか? 実践できなくなる原因とともにまとめてみました。

サクッとやり切ることの大事さ

結局のところ「わたしは〇〇です」と自信をもって言える自分(アイデンティティ)になるためには「実践」しかないんですよね。

実践=自分。やり切ることでしかアイデンティティは育ちません。

だから(最初のうちは特に)やり切る回数にこだわるのって大事だと思うんです。

やることとやり切ることは大違い

ちなみに「やること」と「やり切る」ことは大違いです。

とりあえずやってみようと着手はしたが、中途半端に消滅しちゃうケースってありますよね?

それって、失敗イメージの蓄積にしかならないと思うんです。

だから最後まで「やり切る」ことは大事です。

最後を決めるということ

とは言え、なにがなんでも最後までガンバレって意味じゃありません。(笑)

最後まで「やり切る」とは、最後を「自分で決める」ってことです。

終わりのイメージ

途中でやめる/やめないの判断も含めて、最終的にきちんと(自分で)結論を出すことが重要です。

なぜなら、どんな結果であれ、結論が出た時点(やり切った時点)でアイデンティティは進化するものだから。。

世の中には「始まり」と「終わり」があります。

”終わり” をきちんと決めることによって、つぎの ”始まり” がより明確になります。

何者かになるためには?

やり切ることの大事さは「何者かになりたい」と思っているすべての人にあてはまります。

エンジニアの例

たとえば、未経験からエンジニア(プログラマー)になりたいと思ってる人がいるとします。

未経験のプログラマーになりたい人のイラスト

この人がプログラマーになるためには、大ざっくりと以下のプロセスがあります。

  1. 基礎を学ぶ
  2. 体験する
  3. 仕事にする

未経験の人が「わたしはプログラマーです」と自信をもって言えるようになる一番の近道は?

IT会社に就職することです。

①と②をすっ飛ばして、いきなり③の環境に飛び込んでしまうのが一番の近道です。

実際に仕事として実践し、お金をもらい、お客さんから感謝されたり/叱られたりする経験がなによりもエンジニアとしてのアイデンティティを育てます。

①と②と③では「やり切り度合い」のレベル(次元)がぜんぜん違います。

つまり「やり切り度」が高ければ高いほど、アイデンティティは進化するってことです。

いち早く全体像をつかむ

いきなりIT会社に就職できなかったとしても「やり切る」ことの大事さは、①(基礎を学ぶ)と ②(体験する)でも同じです。

たとえば、一番はじめに基礎を学ぶときには、超簡単な入門書を読むと思うんです。

ITの入門書(技術書)のイラスト

最初は「広く浅く」その分野の全体像をつかむことってすごく大事です。

だから、なるべくわかりやすく、かつ、薄い(ページ数の少ない)入門書がいいです。

薄い分、コンパクトに整理されてるってことですし、なによりも、サクッと1サイクル終えられることが重要です。

その意味では、一番はじめは本ではなくYouTubeを活用するのもいいかもしれません。

さすがに動画だけで基礎は学べませんけど、広く浅く、全体像をぼんやりつかむのにはちょうどいいかもです。

いずれにせよ、やり切ることに重点をおく感覚はすごく大事です。

いち早く動作環境を整える

①(基礎を学ぶ)は最低限にして、なるべくはやく ②(体験する)に移ったほうがいいです。

結局、こういうものは手を動かさないと頭に入らないんですよ。

だから、まずプログラムを動かせる環境づくりが先決です。

学ぶのはいつでもできますし、一度、実践を経験した後に学んだほうがはるかに効率的で楽しいです。

いち早く「あとは動かすだけ」の状態をつくることです。

喜びがアイデンティティを育てる

動作環境が整ったら、あとはどんどんコーディングをし、動かしては修正し、また動かしては修正し、プログラムに集中します。

どんなプログラムをつくるにせよ、一発で完成することはなく、ほぼ間違いなくいくつかのカベにぶち当たります。

試行錯誤をくり返しながら、その都度、ネットや本で調べたり、知ってる人に聞いたりしながら完成させます。

喜んでるプログラマーのイラスト

このように、たとえ練習であったとしても、実際に手を動かして体で覚えていくのが一番です。

ていうか、そうするしかスキルは身につきません。

苦労して苦労して、やっとプログラムが動いたときの「喜び」がアイデンティティを育てるんです。

なぜ実践できないのか?

どんどん実践することが大事だとわかってはいても、なかなか実践できない人もいます。

その原因はなんでしょう?

意思決定に自信がないから

サクッとやり切ることができない原因は「意思決定」にあります。

このやり方でいいのかな?
これをやる意味あるのかな?
遠回りしてるんじゃないか?

などなど。。

選択判断に悩んでる人のイラスト

意思決定に自信がなく、選択(判断)に時間がかかってしまえば、実践にも影響が出ます。

では、なぜ意思決定に自信がもてないのでしょう?

このポイントを極めることで、さらにやり切り度の高い実践が可能となります。

この問題は決して一個人の問題ではなく、人間共通の問題でもあるんです。

つづきは、こちらの記事をご覧ください。

自分で決められない。選択できない。意思決定に自信がないのはなぜか? 自分で決められない。選択できない。意思決定に自信がないのはなぜか?

まとめ

ここまでの話をまとめます。

  • 実践=自分。やり切ることでしかアイデンティティは育たない。
  • 「やり切る」とは、最後を「自分で決める」ということ。
  • 「終わり」を明確にすることで、つぎの「始まり」がより明確になる。
  • いち早く全体像をつかむこと。
  • いち早く「あとは動かすだけ」の状態をつくること。
  • なかなか実践できない原因は「意思決定」にある。
  • 意思決定に自信がないのは一個人ではなく人間共通の問題。

以上、やり切らなければ進化はない。サクッとやり切ることの大事さについてでした。

最後まで読んでくださり、ありがとうございました。

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