こんにちは、みなみです。
先日、YouTubeでスクールウォーズ(昔のドラマ)をみてました。
なにげなくみたら、おもしろくて止まらなくなり、結局、第一話から最終話までぜんぶみてしまいました。(笑)
昔のドラマって、話のアップダウンがハッキリしてて、ありえない展開の連続でいろんな意味でおもしろいんですよね。
三日間くらいかけて一気にみてしまいました。(汗)
で、今回は、ドラマのなかに印象的なセリフがあったので、そのことについて書いてみようと思います。
人間はなんのために生きるのか?
それはイソップというあだ名の(不治の病にかかってしまった)生徒のセリフです。
こういう質問って、だれもが一度くらいは考えたことあると思うんです。
不治の病のような死に直面してるなら、なおさら考えてしまうでしょうね。
人は苦しければ苦しいほど、人間の本質を考えるようになります。
心が素直な証拠
人間の本質を考えるってことは、心が素直になってる証拠です。
これは、幼い子ども(物心がつきはじめてきたくらい)をみてるとよくわかります。
子ども
わたしも、息子と一緒にお風呂に入っていると、こういう質問をよくされます。
でも、子どもはべつに苦しんでるわけじゃなく、ふつうに素朴なギモンをいだいてるだけです。
心が素直で健康的だからこそ、人間の本質を考えるんです。
大人になると忘れてしまう
子どものころの素朴なギモンは、大人になるにつれて忘れてしまうか、あきらめてしまうか、どっちかです。
なぜそうなってしまうんでしょう?
それは「心」よりも「脳」が発達してしまうから。。
↓ 表にするとこんな感じ。
子ども | 大人 | |
心 | 健康 | 不健康 |
脳 | 未発達 | 発達 |
「心」と「脳」は、トレードオフの関係にあります。
つまり、大人になり「脳」が発達するにつれ「心」は不健康になるということ。
大人は、良くも悪くも ”常識” という強固な思い込みから抜け出せなくなってしまうんですよね。
常識とは、nTech(認識技術)風に言うと「脳の観点」です。
常識の外との循環が起きなければ、思考・感情はどんどん凝り固まり「心」は不健康になっていきます。
人間はみな「わたしは〇〇な存在だ」という強烈な思い込みをしています。
”自分” という存在の範囲を限定してしまうんですよね。

そうしなければ、脳は「自分」の存在を認識できないからです。
そして、その限定的なイメージは、大人になるにつれて強固になります。
結果的に。。
- 心が不健康な人は、欲求や欲望にまかせて ”自分” を満たし。。
- 心が健康な人は、人生の意味・価値・目的 を見出すことで、”自分” を確認しようとする。
両者のアプローチは違いますけど、”自分” という「存在」が基準になってる点は共通しています。
ここが大きなポイントなんです。
答えはforではなくbyにある
たとえば、子どもに「人間はなんのために生きるのか?」と聞かれたとしたら。。
その直接的な答えは「自分でみつけること」になるでしょう。
人生の目的(答え)なんて自分でみつけなければなんの意味もなく、人の意見なんて参考にならないからです。
ただ、そう言われたとしても、なんかスッキリしないですよね?
子どもなら納得するかもしれませんが、イソップのようにホントに悩んでる大人からしたら納得できないと思います。
って、言いたくなりますよね?(笑)
なので、そういうときは、質問の次元を変えてみるといいです。
ではなく、
つまり、目的(for)ではなく、仕組み(by)にギモンをもつことです。
答えは、仕組み(by)に隠されており、仕組みを理解することで、目的(for)は自然にみつかるものです。
動きの反復が先
先日、このようなツイートをしました。
あらゆる現実(存在)は、無→有の動きによって成り立っています。
人間は脳の発達にともない、生きる意味・価値・目的 を探してしまう生きものです。
でも、本来はこのツイート内にあるように「動きの反復」が先にあるものなんです。
言いかえれば「無駄や失敗の量産」から現実は生まれます。
現に、幼い子ども(まだ物心がついていないころ)は動きの反復ばかりしています。
気になるものにはなんでもかんでも手を出すし、好きなことは延々にくり返す。

まさに無駄や失敗を量産しています。
良い悪いの判断基準が未発達だから、動きが先行するんですよね。
脳が発達すると、下記の②~⑤ばかりにとらわれ、裏側の動き①を認識できなくなります。

しかし、②方向性、③意味、④価値、⑤目的 を決定づけているのは、①反復です。
つまり、人生の目的は、動きの反復によって生まれるということ。
動きの秘密を知ることで、自分なりの答え(目的)が生まれます。
「動きの反復」について、もう少し具体的な内容はこちらの記事にまとめています。

先のツイートのすぐ後に、このようなツイートをしました。
「〇〇を得たいと思えば思うほど、〇〇は得られない」
つまり、人生の目的を探そうとすればするほど、みつからないってことです。
無方向性・無意味・無価値・無目的 な動きの蓄積(反復)がないと、人生の目的なんてみつからないです。
無心になって動くことが真理であり、唯一の突破口です。
まとめ
ここまでの話をまとめます。
- 人間の本質を考えることは、心が素直な証拠
- 大人は脳の発達にともない素直な心を忘れてしまう or あきらめてしまう
- 脳の認識は「自分」という存在範囲を限定させる
- 方向性・意味・価値・目的よりも、動きの反復が先
- 無心になって動くことが唯一の突破口
- 動きの秘密を知ることで、自分なりの答え(目的)が生まれる
以上、人間はなんのために生きるのか?人生の目的を探してしまう原因についてでした。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。


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