こんにちは、みなみです。
今回は、nTech(認識技術)の理解を深める内容です。
認識=存在。認識と存在はわけられないことについて、まとめてみました。
※この記事は、nTechに興味のある方を対象に書いています。
認識と存在はわけられない
わたしたちが普段、当たり前だと思っている「認識」と「存在」の世界観は、じつは真逆です。
認識するから存在する
人間は、5感覚と脳を使って、この現実の多様な存在を認識しています。
たとえば「自分」の目の前に「リンゴ」があるとします。
通常のわたしたちの世界観は、下の絵のようだと思います。
リンゴが存在するから自分が認識する。
リンゴが当たり前のように先にあり、それを後から自分が認識するイメージです。
つまり、自分とリンゴは分離している(関係していない)状態。
しかし、その世界観は間違っていて、じつは真逆です。
nTech(認識技術)では、自分の認識が先でリンゴは後。
自分が認識するからリンゴは存在するとしています。
つまり、自分とリンゴは関係している(分離していない)状態。
リンゴを存在させているのは自分(脳)だということですね。
認識と存在はわけられない。認識=存在です。
この現実はVRである
存在とは、実在するものではなく、実在してるっぽくみえるものです。
この現実は5感覚と脳のなせるワザで成り立っていて、nTech(認識技術)では現実そのものがVRだと言っています。
つまり、わたしたち人間は生まれた瞬間からVRヘッドセット(脳)をつけてるようなものなんです。
問題は、生まれた瞬間からつけてるため、それに気づくことなく自分がみている世界を絶対だと信じ切っていることです。
われわれはヘッドセットの中、夢の中にいると言っても、今の常識ではだれも信じませんからね。(泣)
実在(真実)とは、現実の外、ヘッドセットを外した世界にあります。
ちなみに「真実」と「現実」の違いについては、こちらの記事にまとめています。
【nTechの理解】真実と錯覚(現実・事実・思い込み)の定義視覚のメカニズム
リンゴを存在させているのは自分(脳)です。
以下、どのようにリンゴを存在させているのか、絵にしてみました。
まず、人間の目は、なにをインプットしているのか?
普通に考えると、リンゴの色や形を視覚情報としてインプットしているように思いますが、じつは違います。
人間の目がインプットしているのは、光(可視光線)です。
光の情報が目の網膜に入り、視神経をとおって脳に伝達され、色・輪郭・形・奥行・動きのイメージをつくりだし、その結果としてリンゴを存在させます。
プロジェクターを使って、壁にリンゴの映像をうつすのと似てるかもしれません。
まぁ、目から光を放つことはありませんけどね。(笑)
でも、脳の中に映像をうつすことで目の前にリンゴを存在させるイメージは同じです。
脳はどのようにして、存在のイメージをつくるのか?
それが、脳の認識のクセです。
脳の認識のクセは、めちゃめちゃ重要なので、ぜひこちらの記事をご覧ください。
認識の3要素としてまとめています。
【nTechの理解】認識の3要素(主体・客体・背景)とは?ちなみに、視覚以外の4感覚についても、原理は同じです。
ムカつく人も愛しい人も自分の認識
ここまでの話に出ている「リンゴ」は、言うまでもなく「人」におきかえても同じです。
たとえば「自分」の目の前に「ムカつく人」がいたとします。
でもそれは、もともとムカつく人が存在するんじゃなく、自分がムカつくと認識するから! ムカつく人が存在するんです。
「自分」の目の前に「愛しい人」がいても同じ。
もともと愛しい人が存在するんじゃなく、自分が愛しいと認識するから! 愛しい人が存在するんです。
その意味では、ムカつく人も/愛しい人も大差はない。ていうか同じです。(笑)
つまり、すべては自分の認識だってことですね。
まとめ
ここまでの話をまとめます。
- 存在→認識ではなく、認識→存在(世界観が真逆)
- 自分がみた瞬間にリンゴは存在する。
- 人間は生まれた瞬間からVRヘッドセットをつけている。
- 視覚のメカニズムはプロジェクターと似ている。
- ムカつく人も愛しい人も自分の認識。
以上、認識=存在 についてでした。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
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