【nTechの理解】脳は違いが大好き(別れるために一緒になる)

こんにちは、みなみです。

今回は、nTech(認識技術)の理解を深める内容です。

脳は「違い」が大好きなことについて、まとめてみました。

※この記事は、nTechに興味のある方を対象に書いています。

脳は違いが大好き

人間の脳は「違い」が大好きです。

違いだけをとる(共通はとれない)

脳には4つの認識のクセがあり、違いだけをとる(共通はとれない)特徴をもっています。

脳の認識のクセ
①部分だけをとる(全体はとれない)
②違いだけをとる(共通はとれない)
③過去とつなげてとる(今ここはとれない)
④有限化してとる(無限はとれない)

たしかに「違い」がハッキリしていると、わかりやすいですからね。

「違いだけをとる」って特徴は、みなさん納得だと思います。

でも、その逆の「共通はとれない」ってのは、どうなんだろう?

なんか、わかるような/わからないような。。

共通なんて普通にとれるじゃん

と、思う人はいるはずです。

ニセモノの共通

たとえば、結婚前の恋人同士は「共通化」しています。

ラブラブ状態で、くっついちゃってますからね。(笑)

この人のことが好き
この人とずっと一緒にいたい

でも、これってホントの「共通化」じゃありませんよね?

だって、他の対象(お相手)との違いを明確につくり、2人だけで(部分的に)ラブラブ状態になっているわけですから。。

ラブラブのカップル

バリバリ違いをつくっているわけですよ。(笑)

つまり、他の対象という、ある意味「共通の敵」がいることで「共通の味方化」してるだけ。

共通の敵(違い)をつくることで共通化しているイラスト

そんなのは条件が変わればかんたんに崩れてしまう「ニセモノの共通」なんです。

別れるために一緒になる

人間の脳は、ニセモノの共通はとれるけど、ホンモノの共通はとれません。

だから、結婚した途端にじょじょに気持ちが逆方向に行ってしまうんです。(悲)

つまり、これって「別れるために一緒になる」みたいな。。(笑)

それほどまでに、脳は「違い」が大好きってことなんです。

この人のことが好き
この人とずっと一緒にいたい

というのは、じつは幻想で(笑)違いをつくるためのワナ(仕掛け)なんです。(怖)

組織も同じ

すでにおわかりだと思いますが。。

ラブラブ恋人同士の例は、人間関係全般に言えることです。

人間は、太古の昔から「共通の敵」をつくることで「組織」をまとめてきました。

人類の歴史は、争いの歴史!

「国」も「会社」も「家庭」も、キホン、同じように団結しています。

人間は組織がなければ生きていけません。

でも、脳はホントの組織をつくれないから、ニセモノの組織をつくるしかなかった。

脳の認識のクセは、人類にとってのクリティカルな課題でもあるんです。

まとめ

ここまでの話をまとめます。

  • 脳は「違い」が大好き。
  • 違いをつくるために共通をとる(ラブラブ恋人同士の例)
  • 脳はニセモノの共通はとれるけど、ホンモノの共通はとれない。
  • 共通の敵をつくることで組織はまとまる。
  • ただ、その組織はニセモノの組織である。
  • 脳の認識のクセは、人類にとってのクリティカルな課題。

以上、脳は「違い」が大好きなことについて、まとめてみました。

脳の認識のクセ(4つ)の他3つについてはコチラにまとめています。

【nTechの理解】脳は部分だけをとる(目的を見失う人たち) 【nTechの理解】脳は今ここを認識できない(夢をみているから) 【nTechの理解】脳は無限を認識できない(有る中毒)

最後まで読んでくださり、ありがとうございました。

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