こんにちは、みなみです。
人はみな、幸せを望んでいます。
たとえば、お金、人間関係、家族と過ごす時間など、幸せの基準はみな違えど、その人なりの幸せを望んでいることに変わりはありません。
また、すでに幸せだったとしても、この先、不幸になりたいという人はいないでしょうから、やはり、幸せは人間共通の普遍的なニーズだと思います。
でも、幸せって、なんかぼんやりしてますよね?
「幸せとはなにか?」の答えは、人それぞれ違って当然だし、それはそれでよいんですけど、普遍的な幸せ(本当の幸せ)に対する答えは、人それぞれ違っていたらおかしいと思うんです。
みんながバラバラに幸せを求め「本当の幸せ」に対する共通認識がとれていないから、ぼんやりしているんだと、わたしは思います。
今回は、人間にとっての本当の幸せとはなにか?
その答えとなる、幸せの4要素について、まとめてみました。
幸せの4要素とは?
そもそも、全ての人が幸せを望んでいるのに、今の社会は幸せだと言えるでしょうか?
もちろん、幸せな側面はありますけど、幸せではない側面もたくさんあります。
ニュースなんかをみていると、不幸な側面のほうが目立ちますよね。
幸せになりたい意志は一つなのに、なぜ半々に別れてしまうのか?
不思議ですよね。
こういった深い話は大好きです(笑)
それはまぁ、さておき。。
では、全ての人に共通する「本当の幸せ」とは、なんでしょう?
以下、本当の幸せを実現するための、4要素を図にしてみました。
一番上にある「幸せ」が本当の幸せだとすると、その下にあるのが、幸せの4要素です。
つまり、この4つが満たされている状態が本当の幸せだということです。
上から順番にみていきます。
① 成就
本当の幸せとは、つねに成就感で満たされている状態を言います。
達成感と言ってもいいですね。
大きな達成でも、小さな達成でも、どんな達成でもよいので、つねに望み通りの結果に浸っている状態です。
幸せだったり、幸せではなかったり、条件によって変化する幸せではなく、つねに達成感、成就感を蓄積し続けている状態ですね。
たとえば、なにかをがんばって成し遂げた経験って、だれにでもあると思うんです。
プロジェクトを成功させたとか、受験に合格したとか、彼氏や彼女ができたとか、なんでもいいんですけど、その人なりにがんばって、望む結果を得られたときって、すごく充実した気分になったと思うんです。
達成感、成就感でいっぱいになりますよね。
そのときの感情が、ずーっと、途切れることなく続いているようなもんです。
想像しただけでも、最高の幸せですよね。
つまり、本当の幸せとは、相対的な幸せではなく、絶対的な幸せだということです。
では、そのレベルの成就感を得るためには、なにが必要でしょうか?
② 愛
それは「愛」です。
愛は、得るものではなく、与えるものです。
与えて、与えて、与えたことすら忘れてしまうのが、見返りを求めない無償の愛であり、途切れることのない意志と行動がともなった愛です。
愛そのものの行動で、愛そのものの人脈を築き、愛そのものの表現をすることで、成就感は得られます。
ただ、それって、頭ではわかっていても、簡単にできることではありませんよね。
人の役に立つことをしたり、価値ある情報を発信したり、たしかに幸福度の高い人ほど、愛を与えていると思うんですけど、それでもやはり人間ですから、どこかでは見返りを求めてしまうこともあります。
いずれ自分に返ってくることを期待して与える愛は、本当の愛ではありません。
つまり、本当の愛とは、相対的な愛ではなく、絶対的な愛だということです。
では、愛そのものになるためには、なにが必要でしょうか?
③ 自由
それは「自由」です。
自由とは「自らが理由」と書きます。
つまり、自分の人生を自分で統制できているということです。
しかし、この「自由」が一番クセモノなんです。
自分を統制するために、われわれは一体、なにから自由になればいいんでしょうか?
この答えが曖昧だから、普遍的な幸せも曖昧になるんです。
自由になるべきものはたくさんあります。
環境から自由になる
自由な時間を手に入れる
などなど。
お金、環境、時間は、すべて大事な要素です。
しかし、それらの全てを手に入れたとしても、自由になれないものがあります。
それは「脳の観点」です。
「観点」については、わかるようで、あまりピンとこない方もいらっしゃると思いますので、こちらの記事をぜひご覧ください。
【nTechの理解】観点6つの対称性の問題人間は観点から自由になれないという nTech(認識技術)の基礎となる記事です。
観点を理解しなければ、本当の自由は手に入りません。
脳の観点は、つねに「Yes」と「No」のペア(対称性)で成り立っていて、その因果から自由にはなれないんです。
人はみな、幸せを望んでいます。
幸せになりたい意志は一つなのに、結果的に「幸せな側面」と「幸せではない側面」の半々になってしまうのは、脳の観点の作用なんです。
脳の観点に縛られていると、人間は相対的な自由しか手に入りません。
つまり、本当の自由とは、相対的な自由ではなく、絶対的な自由だということです。
脳の観点から自由になるための道具が、nTech(認識技術)です。
【nTechの理解】nTech(認識技術)の全体像④ 尊厳
脳の観点から自由になることで、尊厳そのものの生き方が可能になります。
でも「尊厳」って、幸せと同じくらい、ぼんやりした言葉ですよね。
尊厳とは、簡単に言うと、境界線のない世界です。(境界線があったら尊厳とは言えませんから)
ただ、人間はキホン、脳の観点に縛られているので、境界線のない世界を認識できないんです。
以下、脳の観点の特徴(クセ)を具体的にあらわしたものです。
- 部分だけをとる(全体はとれない)
- 違いだけをとる(共通はとれない)
- 過去と繋げてとる(今ここはとれない)
- 有限化してとる(無限はとれない)
このように、脳は境界線をつくることによって認識しています。
つまり、ぼんやりしてしまう原因は、脳の観点にあるんです。
脳の観点から自由になる(尊厳そのものの生き方をする)ことが、人間共通の普遍的な幸せ(本当の幸せ)に対する共通認識です。
尊厳そのもののあり方に変化することが、唯一の突破口です。
まとめ
ここまでの話をまとめます。
- 本当の幸せとは、条件によって変化する相対的なものではない。
- ① 成就:つねに達成感、成就感を蓄積し続けていること。
- ② 愛:見返りを求めない無償の愛を与え続けていること。
- ③ 自由:脳の観点から自由になり、自らを統制できること。
- ④ 尊厳:尊厳そのもののあり方で生きること。
- 「尊厳」や「幸せ」の認識がぼんやりしてしまうのは、脳の観点が原因。
以上が、普遍的な幸せ(本当の幸せ)に対する共通認識です。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
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