こんにちは、みなみです。
わたしは子育てをするうえで「待つ」ことの大切さをよく感じます。
たとえば、うちの息子(7歳)は、まだ時計の針をちゃんと読むことができません。
長い針と短い針の関係がよくわからないんですね。
そんな息子をみていると親としてはつい教えたくなりますが、本人にはその気がありません。(笑)
息子には息子のタイミングがあるので待つことは大事。
でも、つい先を急いで教えたくなる気持ちもわかります。
というわけで、今回は「待つ」ことの大切さについてまとめてみました。
待つことの大切さ
「できない」ことが「できる」ようになったり「わからない」ことが「わかる」ようになったり、成果が実るタイミングは人それぞれ違います。
信頼の海づくり
わたしは待つことは「信頼の海づくり」だと思っています。
つまり、信頼の海があるからこそ成果は実りやすくなる。
なにごとも「急がば回れ」です。
「待つ」と聞くと受動的なイメージもありますが、決してそうではありません。
どちらかというと積極的に関わりつつ、ねばり強く土台をつくるイメージです。
なにもしないで「放置する」のとは違うってことですね。(←大事)
必要なサポートは継続し、あくまでも「結果を急がない」って意味です。
背中を押すタイミングは後
とは言え、ときと場合によっては、待つばかりではなく背中を押すことも必要です。
さすがに時計の針については待ってるだけでじゅうぶんでしょうけど。(笑)
たとえば、体育の授業などでは背中を押すタイミングって必要だと思うんです。
ちなみに、今回のテーマのきっかけになったのはこちらのブログ。。
はじめて泳げるようになったときの話【先生への信頼】わたしがはじめて泳げるようになったときの話で、このときは先生がうまく背中を押してくれました。
子どもによってはさっさと背中を押したほうがいい子もいますからね。
ただ、基本的にわたしは、背中を押すタイミングはなるべく後にしたほうがいいと思っています。
なぜなら、成果(結果)よりも、信頼の海のほうがはるかに大事だからです。
スポーツの世界では「基礎」ってめちゃめちゃ大事じゃないですか?
基礎をしっかりしておくことで将来の伸びしろが大きく変わるのと同じ。
人生100年時代を考えると「待つ=基礎づくり」のほうがはるかに大事だとわたしは思います。
世の中の構造
この現実において、成果(結果)が生まれる構造ってなんでも共通しています。
わたしは「海からお魚が生まれる」イメージをもっています。
たとえば。。
などなど。
海がなければ、お魚は生まれない!
世の中の大原則です。
つまり、子育てにおいては、信頼(海)がなければ、成果(お魚)は生まれないということ。
ちなみに、世の中の構造については、こちらの記事にまとめています。
【nTechの理解】海からお魚が生まれる(世の中の構造)脳は結果ばかりみる
人間の脳には認識のクセがあります。
それは「お魚」ばかりをみて「海」をないがしろにしてしまうこと。
海のなかにいたら、海そのものを認識するのはめちゃめちゃむずかしいです。
だから、ついつい結果ばかりに目がいってしまうんですね。
答えを先急いでしまう(待てない)理由は、脳の認識にあります。
親の認識をコピーする
親が信頼の海をないがしろにするとどうなるか?
その認識は子どもにコピーされますから。。(汗)
原因をみずに結果ばかり求める(応用幅のせまい)大人になってしまいます。
子どもにとって親との信頼関係は人間関係のベースです。
そして、人間関係は人生を左右しますから、親として「信頼の海」はしっかり意識したいものですね。
子どもの意志をいちばんに考え、じっくりと待つ姿勢はめちゃめちゃ重要です。
まとめ
ここまでの話をまとめます。
- 待つことは、信頼の海づくり。
- 放置とは違う。結果を急がないという意味。
- 背中を押すタイミングはなるべく後。
- 海からお魚が生まれる世の中の構造。
- 待てない理由は、結果(お魚)ばかりをみる脳の認識。
以上、待つことの大切さと待てない理由についてでした。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
↓ ランキング参加しています。よろしければポチっとお願いいたします。
にほんブログ村