やりたいことがわからない。変化をつくる3つの条件

やりたいことがわからない。変化をつくる3つの条件

こんにちは、みなみです。

今の仕事を辞めたいけど、他になにをしたらいいんだろう?

やりたいことがわからないという人は多いです。

なにをかくそう、わたしもサラリーマン時代にずっと悩んでました。(笑)

今はフリーなんですけど、もともとサラリーマンとして20年以上も働き「もっと早く変化を起こせばよかったなぁ」とつくづく思っています。

今回は、昔のわたしのような人に向けて、変化をつくる3つの条件をまとめてみました。

やりたいことがみつかる3つの条件

まず結論から言いますと。。

やりたいことがみつかる3つの条件
  1. 続けられることをする。
  2. 世の中に発信する。
  3. 資産化(見える化)する。

会社を辞める前に、この3つの条件にあてはまることをやってほしいです。

だれでも必ずみつかるので、それが決まったらあとは続けるだけ。シンプルです。

失敗例

まず、わたしの失敗例です。

わたしは昔、やりたいことをみつけたくて、つぎの3つの切り口で一生懸命さがしていました。

好きなこと(自分がやりたいこと)
得意なこと(自分ができること)
社会的意義(やらなければならないこと)

でも、いくらさがしても答えはみつかりませんでした。

さきほどの3つの条件にあてはまる行動をしてなかったからです。

たとえば

わたしはSEだったので、プログラミングやシステム設計に関してはずっとやり続けられるくらい好きでした。

しかし、その技術をせいぜい社内の後輩に教えるくらいで、外向けに発信はしてませんでした。

そして当然、会社員なので働いた結果が個人資産になることもありません。

たとえば、技術的な関連資料やプログラムコードは個人のものではなく会社のものです。

もちろん「経験」にはなるので決して無駄な時間とは思ってませんが、経験以外の資産は残らず、ただお給料をもらうだけになってしまうのが会社員です。

いずれにせよ、わたしは3つの条件のうちの1つしか満たしていなかったわけです。

① 続けられることをする

やりたいことをみつけるには、行動し続けないといけません。

実際にやってみないとわからないんですよね。

だから、最低限の条件として「ずっとやってても苦にならないこと」をみつけてほしいです。

みつけるというより、おそらくもうすでにやってると思います。

わたしの場合は「文章を書く」「資料づくり」「プログラミング」などが、それにあたることでした。

デスクワークしてる人

いくつか挙げたら、こんどはその共通項をさがします。

わたしの場合は「複雑をシンプルにする」ことです。

つまり、このポイントにハマることならなにをやっても苦にならないんです。

こういったものはだれにでも必ずあります。(断言)

みつけるときのポイント

苦にならないものをみつけるポイントは、余計な感情(思い込み)を入れないことです。

「好き」とか「得意」という言葉のニュアンスには、少なからず自分の感情が入っています。

でも、その感情は条件によって変わるので排除したほうがいいです。

あと「お金になるか」とか「職業として成り立つか」も考えだすと先に進まないので排除したほうがいいです。

くわえて「だれかのためにやる」みたいな、相手に依存した発想もいらないです。

「だれか」や「なにか」のためではなく、100%自分しかいない状態でただただ純粋に動き続けられるのか?

このポイントでみつけてほしいです。

② 世の中に発信する

ずっとやってても苦にならないことを決めたら、こんどはそれを世の中に発信します。

今だったら、インターネットがあるのでハードルはとても低いですね。

インターネットを使う人

もちろん、リアルタイムに直接伝えるのもアリですけど、より多くの人に価値を伝えるにはやはりオンラインでしょう。

もしくは、講師とか教える立場になってしまうのが早いでしょうね。

わたしの場合、今は、nTech(認識技術)の価値をブログで発信しています。

発信するときのポイント

発信のポイントは「新たな出会いづくり」です。

発信することで、出会いの接点がたくさん生まれます。

そして次第に接点と接点がつながって、線になって、面になって、立体になる。そんなイメージ。

インターネットならブログや動画など、本人がいなくても出会いの接点として(しかも24時間)機能してくれます。

③ 資産化(見える化)する

もうひとつ大事なことは、発信を資産化することです。

目にみえる状態にして、自分の資産として蓄積することですね。

資産を積み上げる人

たとえば「経験」は目にみえない資産ですが、目にみえる状態にしておかなければ脳は納得しません。

だから、結果を残すことは重要。

自分の資産として結果を残さなければ、自分は何者なのかというアイデンティティは育たないです。

ちなみに、会社員の給料は資産とは言えません。

資産化するとは、価値が価値を生み出す仕組みにしておくことです。

現実が生まれる仕組み

ここからは、本質的なお話です。

やりたいことをみつけるには、この現実が生まれる仕組みを最低限おさえておいたほうがいいです。

現実は「無」から「有」が生まれる仕組みで成り立っています。

本質は動きしかない

この現実のすべての存在は「ない」ところから「ある」ようになっています。

永遠に ”あり” 続ける存在などないですから、当たり前の話です。

そして、すべての存在は動いています。

たとえば、今、目の前に机があるとして。。

机

この机は一見ただの物質で動いてないようにみえます。

でも細かい目でみると電子が原子核のまわりをグルグルまわっています。

動いてない存在なんてないんです!

このことは「無」=「動き」であることをあらわしています。

つまり、すべての存在は、”動き”(無)から生まれている。

正確に言うと、”動き”(無)が ”存在”(有)っぽくみえるだけ

だから、やりたいことをみつけるために、まず「動く」ことが重要なんです。

ちなみに
nTech(認識技術)では、”無”(動き)から ”有”(存在)が生まれる仕組みを「1」から「2」が生まれる仕組みとも表現します。

現実は出会いしかない

現実は「1」から「2」が生まれる仕組みで成り立っています。

そして、2の世界(現実世界)は、出会いしかない世界です。

すべての存在には「表と裏」「男と女」のようなペアがあり、出会いがなければなにも生まれません。

だから、われわれの生産活動に「新しい出会い」を取り入れることは、それ自体が本質なんです。

そうすることで、動きが安定しやすくなります。

継続は命

3つの条件にあてはまる行動が大事なのはわかった。

ただ、そうは言っても
それが仕事になるのか?
お金にならなきゃ意味ないよ。

そんなふうに思う人もいるでしょう。

それに対する観点は、2つあって。。

1つ目は、継続しなければ結果は生まれないこと。

無から有の仕組みは、あるときを境に指数関数的(飛躍的)に生まれるので、それまでずっと目にみえない状態が続きます。

指数関数的なグラフ

だからこそ、ずっとやってても苦にならないことが大事なんです。

2つ目は、最低限のお金さえあれば、自分が苦にならないことを続けるだけで幸せなんじゃないかってことです。

一番の問題はお金ではなく心の余裕がなくなってしまうことですよね。

だから、たとえ今の仕事がつまらなかったとしても、自分が苦にならないことを続ける環境(時間)だけは確保したほうがいいってことです。

もし、それもむずかしい会社なら、すぐ辞めたほうがいいですね。

パターンをみつける

この現実は1パターンの動きからできています。

すべての人間にもその人なりのパターンがあり、わたしなら「複雑をシンプルにしたい」という動きのパターンが軸になっています。

このパターンは放っておいても自動的にやってるレベルのものなので、この動きを利用しない手はないです。

とは言え

とは言え、この動きのパターンを利用するためには、客観的に自分を観察できていなければなりません。

nTech(認識技術)では、このパターンを「観点」とか「無意識エンジン」って呼んだりもします。

自分の観点や無意識エンジンをみつけるのは結構むずかしく、内観が大好きなわたしでさえ発見したのは最近です。

なので、もしご自身のパターンをみつけたいのであれば、セッション をオススメします。

パターンを知っていて「利用する」のと、知らずにパターンに「翻弄される」のとでは大違いですからね。

以下、関連記事です。

自分の認識のクセを発見する。行動の原動力となる ”無意識エンジン”

まとめ

ここまでの話をまとめます。

  • やりたいことがみつかる3つの条件(継続、発信、資産化)
  • 続けられることをみつけるコツは、余計な感情を入れないこと。
  • ただただ純粋に動き続けられるのか?
  • 世の中への発信は、新しい出会いの接点づくり。
  • 出会いは動きを安定させる。
  • 目にみえる結果を残さなければ何者かにはなれない。
  • 現実は動き(無)が存在(有)っぽくみえているだけ。
  • 自分のパターンをみつける。

以上、やりたいことがみつかる3つの条件でした。

最後まで読んでくださり、ありがとうございました。

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