ふと寂しさや不安におそわれるのはなぜか?【存在への執着】

こんにちは、みなみです。

みなさんは、ふだん生活するなかで、ふと寂しさや不安におそわれることはありますか?

先日、妻が雑誌(女性誌)の特集ページでそんなアンケートをみかけたそうです。

対象はおそらく40~50代くらいの女性で、70%の人が「Yes」と答えていたそうです。

70%って多いですよね?

すごく興味深いテーマだと思いました。

というわけで、今回は「寂しさ」や「不安」の原因についてまとめてみました。

寂しさや不安におそわれてしまう

ふと「寂しさ」や「不安」におそわれるシーンはさまざまあると思います。

孤独を感じるとき

たとえば、独身の女性なら。。(男性も同じだけど)

このまま独りで死んでいくのかな?

と不安になったり。。

結婚してたとしても。。

夫はわたしに関心がないみたい。。

と孤独を感じたり。。

まぁ、よくありがちな話なんだと思います。

ちなみに、ウチの妻もちょっと前まではそんなことを思っていたそうです。(苦笑)

これに親の介護の問題などが絡んでくると、なおさら孤独を感じる人はいると思います。

子育てが一段落したとき

また、子育てが一段落した人であれば、時間にゆとりはあるものの、自分自身はとくにやりたいこともなく漠然とした不安がつきまとう。

将来が不安な女性のイラスト

もしくは、できれば夫と離婚したいけど、お金がないから仕方なくガマンしてるという人も大勢いそうです。

独りぼっちの寂しさだけではなく、キライな夫と一緒にいなければならない不安もありそうですね。

いずれにせよ。。

わたしはこの先どうなってしまうんだろう?

という未来不安におそわれる人は多いってことです。

立場は違うけど男も同じ

ちなみに、これって立場や状況は違えど男性も同じです。

将来が不安な男性のイラスト

男性の場合は、仕事の悩みが中心になりやすいですけど、未来に不安を感じてる人は大勢いるはず。

わたしもキホン、不安だらけでしたから。(苦笑)

となると、この問題は女性/男性に関わらず、人間共通の悩みってことになります。

よくある解決策

で、妻がみた雑誌のアンケートには「寂しさ」や「不安」の解決策も書いてあったそうです。

しかし、そこには「エクササイズをする」とか「おいしいものを食べる」とか。。

エクササイズをする女性

ようは、ふだんと違うことをして気分転換しましょう的な。。対症療法ばかり書いてあったそうです。(汗)

たしかに気分転換は大事だけど、それだと一時的にしか救われず本質的にはなんにも変わらないですよね?

ていうか、むしろ虚しさは増すと思います。

人間はすぐ解決策を探してしまいますが、探せば探すほど本当の解決策はみつからないです。(泣)

寂しさや不安におそわれる原因

わたしは、解決策ってキホン探さないほうがいいと思ってます。

だって、その問題の原因を発見すれば、おのずと解決策ってみつかるはずだから。。

ムリに探そうとするから対症療法になってしまうんです。

つまり、解決策よりも原因をみつけるほうが先だってことです。

脳の認識のクセ

ふと「寂しさ」や「不安」におそわれてしまう原因は脳の認識にあります。

そもそもの話、脳は存在を「ある」としか認識できません。

たとえば、目にみえない空気を絵に描いてくださいって言われたとしたら?

空気の絵

↑ こんな感じで雲っぽい線を描いたり、色を塗ったりするくらいしかできないですよね?

脳は有限化しなければモノゴトを認識できない。

つまり、有限化した存在に執着するのが人間(の脳)なんです。

これが脳の最大の特徴であり、不安になる原因です。

自分への執着

あらゆる存在のなかでもダントツで執着するのは「自分」という存在です。

自分の体がなくなってしまうことへの恐怖って、だれでもありますよね?

死に対する恐怖、病気に対する恐怖、みんなから無視されることの恐怖はだれでもあります。

孤独な男性のイラスト

でも、それがある限り「寂しさ」や「不安」はなくなりません。

つまり「この体=自分」と認識している限り、人間はかならず不安におそわれるってことです。

不安から否定へ

そして、その結果、自分もしくは相手を否定するようになります。

なぜ否定するのか?

「自分」という存在を確かめたいからです。

人間は、最終的にかならず否定するようにできています。

道具(技術)を使う

人間は、脳の認識によって存在(自分)に執着することはわかった。

でも、それを言っても仕方ないじゃん。それが人間なんだから!

という人はいると思います。

たしかに、人間の脳機能を変えることはできませんから、気持ちはわかります。

でも、だからと言って、そこであきらめてしまうこと自体が脳の認識に囚われている証拠です。

変えられないのであれば、道具を使えばいい。

脳機能は変えられなくても、脳機能を超えることはできる。

その道具こそが、nTech(認識技術)です。

脳の認識のクセについては「認識の3要素」としてコチラの記事にまとめています。

【nTechの理解】認識の3要素(主体・客体・背景)とは? 【nTechの理解】認識の3要素(主体・客体・背景)とは?

まとめ

ここまでの話をまとめます。

  • 寂しさや不安は人間共通の問題。
  • 解決策を探すよりも問題の原因をみつけること。
  • 原因は脳の認識にある。
  • 脳は存在(自分)に執着する。
  • 執着が不安をつくり、かならず否定へと発展する。
  • 認識を変化させる道具が、nTech(認識技術)。

以上、ふと寂しさや不安におそわれる原因についてでした。

最後まで読んでくださり、ありがとうございました。

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